神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2018年1月例会

新年初めての例会23日(火)は、日本列島が厳しい寒波に覆われ、前日のニュースは東京近辺の大雪報道ばかり。そんな中、関西地方は晴天に恵まれたものの、特別厳しい冷え込みとなり、さすがに集まった参加者は5名だけでした。でもあたたかなお部屋で、香りのよい蝋梅を鑑賞しながら、美味しいケーキとお茶を前にゆっくりと語り合いました。
・(Aさん 女性)...12月例会で、今まで存じ上げなかった高出昌洋さんのことを知り、額をプレゼントしていただき、すごく幸せな気持ちになりました。主人もネットで高出昌洋さんのホームページを拝見し、これはすごいと一緒に喜んでくれて。額をうちの玄関に飾ってみたら、ぴったり合っていて素敵なんです。思いがけず癒されて、いいクリスマスプレゼントをいただいたなぁと喜んでいます。ありがとうございました。
・(Bさん 女性)年末のコーラスは、無事におわりました。しんどいなかでやりとげたので、私にとっては100点満点です。逆流性胃腸炎がひどくなっていて、投薬も食事療法もしていますが、ちょっと悪い物を食べたら、その夜は胃酸が上ってきてしまって辛いです。それに加えて、冬場はどうしてもうつっぽくなるし。どうも私、ストレスをひっぱりこむところがあって。前向きになれなくて。
・(Aさん) 逆流性胃腸炎はつらいですよね。眠れなくてね。私も自分がなってみて、他の人の大変さが少しわかってよかったなと思います。逆流性胃腸炎は、運動がいいみたいですよ。鍛えるというと抵抗がありますが、やってみると気持ちいいです。私は体調がすぐれず年末年始は辛く、検査も続き、いやなこともあったけれど、そのおかげで分かったこともあり、今はよかったと思っています。一番の発見は、自分に合った体の鍛え方が分かったことです。今まで、外に出て感動しながら歩くことが健康に良く、自らが癒されるはずだと信じていましたが、それだけではだめだと実感しました。骨がないお腹は、筋肉を鍛えることが大切だそうで、苦手だった筋トレを地道に行うことで、体幹が整い、調子がよくなっています。家でできるトレーニングを教えてもらったので、ネット動画も役立てながら、毎日気軽にできるんです。運動はもちろんしんどいですが、負荷をかけることも必要なのだと思います。私のことを総合的に診て、こういうことも教えて下さる先生と出会えたのは、本当に幸運でした。偶然ではなく、前々から機会はあったのに、なかなか気持ちが向かなくて。でも「こんなんしてたら、病気はなんぼでも増える」ってズバリと言われたときに、「そうなんだ!」と心に響きました。大切なのは、タイミングと出会いだと思います。また、この会で自分の自然で素直な思いを聞いてもらえることも、余計な思いを引きずらなくて、私にとって良いことだと思っています。
・(Cさん 女性)私は病気したことがないので、いつもみなさんのお話を、すべて我が身に起こると思ってお聞きしているのですけれど。年末に、精密検査をしなくてはいけないと言われて。検査と聞いただけで落ち込んでしまいました。検査は年明けまでもちこしで、やっと終わったところです。結果は問題なくてよかったのですが。大きな病院での説明というのをはじめて受けてみて、何をどう聞き、質問したらよいのか分からなくて、「皆さんがおっしゃっているのは、こういうことなんだ」って分かりました。ただただ不安になるだけなんですね。→(Aさん)そうでしょう! それに、最近ようやく分かったのですが、以前は、検査すれば全身をちゃんと全部診てくれているのだと思っていたのですが、実は専門では、そこしか診てくれないんです。特に大きな病院はね。「他へ行って下さい」って言われてしまうんですよ。なんかおかしいですよね。
・(Dさん 女性)お正月は京都に行ってきました。温泉に宿泊して、東寺、八坂神社、嵐山の天龍寺、などをまわるツアーです。コースが決まっているからとあきらめていましたが、行きたかった天竜寺のお庭とか、その近くの紅葉と苔で有名な宝厳院(ほうごんいん)にも行くことができたのが、とってもうれしくて。優雅なお正月を楽しんできました。私は、「一人」というのがなかなか受け入れられなかったのですが、食べたいものを食べて、したいことをして、自由に行動しよう!と、ちょっと自分を変えたら、ちゃんと出会いたいものに出会えるようになりました。病気はマイナスだと思いがちだけれど、やっぱり気付きを得て、生き方とか人生とか考えるようになりました。いいこともありますよね。→(Cさん)そうそう、マイナスをいかにプラスにするか..ということですよね。