沖縄旅行6 狭い座席には巻かれろ編

保安検査はバッグも私も問題なく終了。周囲を見回してみると、うちのガスコンロサイズのキャリーバッグを持つ男性発見。デカッ!! 重そう!! 頭上の荷物入れに入るのソレ!! この男性の近くの座席になりたくない。機内持ち込みギリギリに見えたこの男性のバッグも、サイズや重さを測る事もなく通過していた。



機内へ持ち込んだ飲食は禁止。待合室にエアアジア売店があり、そこで買ったものは機内での飲食オッケー。500mlの水を130円で購入。機内で販売していた水は、350mlが150円。そして、LCCの洗礼というか、これも織り込み済みというべきか、“機体の調整がつかず”、出発が1時間遅れるとのアナウンス。搭乗は一般的な航空会社と同じく、料金がお高い席、2歳以下の子連れ、妊婦を先に案内。

 



16:00 出発予定時刻
18:55 到着予定時刻
16:10 優先の方の搭乗開始
16:35 私が機内の入った時間
16:57 成田空港を離陸 
19:55 那覇空港に着陸。



「前方の座席の人は前方の扉から、後方の座席の人は後方の扉から入りましょう」とか、そういう段取りが一切ないので、狭い通路が大渋滞。荷物入れにバッグをギュウギュウ押し込んでる人が狭い通路を塞ぐ。後にして、先に座っとけ!! 後方扉から入った人たちが、前方座席へ向かってギュウギュウ押していき、前方扉から入った人たちも、後方座席へ向かってギュウギュウ押していく。後方扉から乗り込んだ私も負けじとギュウギュウと押し戻す。おしくらまんじゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 負けてなるものか!! いつまでも皆が席に座れないので、一方通行にしてください。


    



頭上の荷物入れを見ていると、1ブロックの制限は38kgとの記載が。イ○バの物置、100人乗ってもダイジョーブ!! 機内持ち込み制限が7kgだから、前後席6人のバッグの重量がギリギリだったら無理なんですけど!! どう押し込んでも1ブロックに入るバッグは、せいぜい3個くらいなので心配はなさそうだ。いやいや、ちょっと待て。荷物入れに入らなかったバッグは受託荷物となってしまう。内心焦って自分の席を見つけると、私の席上の荷物入れはガラ空き。受託荷物の人が多かったのか、見渡す限りの荷物入れに、半分くらいしか入っていなかった。


身長158センチ標準体形の私が座って、膝と前の座席との隙間に数センチの余裕あり。座席の幅は40センチくらい。座席の背もたれの角度は直角かと感じるほどで、ピシッと姿勢の良い人になる。足を組む余裕はないけど、3時間くらいなら問題なさそう。ばかデカい外国人が隣の席に来ませんように、ばかデカい外国人が隣の席に来ませんように、ばかデカい外国人が隣の席に来ませんように!! ・・・痩せてるオヤジ来たー!!


  



19:55 那覇空港に到着〜♪ ってもう、辺りは真っ暗け!! 腹減った!! トイレどこ!!
が、しかし、そこはLCCの到着ロビー。なんか凄く寂しい。




座席間隔が狭いので、機内ではトイレを利用しなかった。乗客たちが次々とシャトルバスに乗り込んでいくので、私も急いで乗り込む。いいのか? トイレに行ってからじゃなくて。いやー、ちょっと疲れて思考停止してました。到着ロビーから出ているんだから、ちょっと走ってどこか便利な場所で降ろしてくれるに違いない。ホントかよ!!


バスが5分ほど走った頃、空港からどんどん離れて行っているような気がして焦り出した。うっそ、このバス、どこ行きだ? ビビリにビビリまくって時計をチラチラ見る事、約8分。一般の航空会社の利用客が降りる那覇空港に到着。いやー、びっくりした。心配させやがってコンチクショーだ。心配してたのは私だけですか。そうですか。水槽とか、土産物屋とか、飲食店とかあって、LCC専用のショボイ到着ロビーと全然ちがう。


平成15年8月10日に、那覇都市モノレール「ゆいレール」が開通。那覇空港から、繁華街の国際通りや県庁を通って、首里城のある首里駅まで、全15駅12.9kmを走っている。全部乗っても27分。短っ!! 沖縄へは本島、久米島与論島と3回旅行できていて、最後に訪れてから24年ぶり。当然、当時はモノレールなんてなかったから、移動は全てタクシーだった。沖縄本島を人間の身体に例えるなら、ゆいレールはヘソから脇腹くらいの距離しか走ってないんだけど、それでも便利で嬉しい。ゆいレール、バンザイ!!


ゆいレール那覇空港」→ホテルの最寄り「美栄橋」駅へ。所要時間14分、料金290円。
 



駅から徒歩5分で「ホテルタイラ」に到着。21時を少し過ぎてチェックイン。ホテル周辺はレビューで読んだ通りのキャバクラだらけ。5m間隔に3〜5人くらい黒服の客引きがたむろしている。ホスト崩れみたいな若い男の客引きが、総勢50人くらい通りで騒いでいた。キャバクラ激戦区!! 私は女なので気にならないけど、男性宿泊客はホテルを出入りする度に、いちいち声を掛けられて鬱陶しそうだ。



「ホテルタイラ」は、古いホテルだと納得していたので全然オッケー。いろいろと気にならない大雑把な人向けで、神経質な方にはお勧めしません。ニッカポッカ姿の宿泊客を何人か見かけてさすがにこれには驚いた(ホテルへ来た作業員ではない)。



■プラスポイント
1) コンビニ(ロー○ン)が隣にある。
2) タオル、ドライヤー、電気ポット、ハンガー、空の冷蔵庫、コップ、スリッパ、寝間着がある。
3) コインランドリーがある→かなり頑張っていそうな状態だったので使用せず。
 


4) 部屋で手洗いしていてハンガーが足りなくなり、フロントで頼むとクリーニング店のような針金ハンガーを2本貸してくれた。
5) 蛇口の横から水がピューッと出ている→ウケた!!




■マイナスポイント
1) 部屋がカビくさい→これは辛かった。
2) 客室が暗い→電気スタンドを貸してくれる。
3) スリッパが湿っている→気にしない。
4) ユニットバスが狭い→壁に肘をぶつけてイテー!! というのを何度もやった。
5) 部屋が狭い→物置台の角に足をぶつけてイテー!! というのを何度もやった。
6) 冷蔵庫のモーター音がうるさい→気にしない。
7) ホテル周辺が毎夜騒がしい→窓を閉めると静かになる。


他には、暑いので窓を閉めてエアコンを弱で入れると、いきなり寒くなる。寒いのでエアコンを切るとあっという間に暑くなる。なので、エアコンを弱で入れると、いきなり寒くなる。寒いのでエアコンを切るとあっという間に暑くなる。なので、なので、エアコンを弱で入れると、いきなり寒くなる。寒いのでエアコンを切るとあっという間に暑くなる。・・・暑いの寒いの忙しすぎ!!


それなら窓を開ければいいじゃん。アホか!! と思う所でしょうが、窓を開けると通りの客引き野郎たちの声がうるさいのだ。ゴールデン○ンバーをエンドレスで大合唱していてモーレツに騒がしい。いま何時だと思っているんだ、この野郎!! フツーに彼らの仕事時間でしたか、すみません。夜な夜なホテル周辺が騒がしく、寒くても、暑くても、カビ臭くても窓を開けられなかった。窓を閉めれば、びっくりするくらい静かになるので感動。いやいや、この窓スゴイ!! 窓を閉めれば、遠〜〜〜〜〜〜〜〜くの方でささやき声が聞こえるけど? くらいに静かになるので、騒音に関しては心配ご無用。




ていうか客引きはどうでもよくて、到着が遅れたので夕食をまだ食べていなかった。疲れていたので軽めの夕食にしようと思ったが、見渡す限りキャバクラと居酒屋と鉄板焼きばかり。蕎麦屋とか、セルフのうどん屋とか、ラーメン屋とか、カフェとか、ファストフードとか、東京でよくある飲食店のチェーン店が全くない。肉、肉、肉、と肉アピール看板だらけ。


・・・なんかもう、コンビニのパンでいいかな。到着早々そんな弱気でどうする。逃げちゃだめだ!! ぐるぐると歩き回ってようやくラーメン屋「丸麺屋製作所」を発見。場所の説明は全然無理。ホテルの近くをぐるぐると歩いた辺り。ロー○ンで翌日の朝食を買って戻って風呂入って就寝。次回から沖縄観光編へ。