2階建ての会社

池井戸潤下町ロケット」のなかで、主人公の経営者は言います


「企業は、2階建てでありたいと思う。一階は食っていくのに、必要な
部分がある。玄関があり、キッチンだとか。食ってくのは大事だけど
それだけじゃ、窮屈だ。だから2階がほしい。2階は夢を追う場に
したい」


この言葉に、とても共感を覚えたのです


この下町ロケットは、ロケットの重要な部品を作って、実際その
ロケットが飛ぶまでをストーリィにした、筋としては
弱小のチームが甲子園をめざしていくような、山あり谷ありの
ストーリィです


企業には、こうした挑戦といった、姿勢が必要だ
そのとき、必ず、異を唱えるものもいるし、邪魔立てする
社外の存在もでてくるもの。それを、経営者を中心とした
パワーで乗り切ってこそ、会社の発展がある


この小説が好きだけど、じゃあ、わが、システマーズに
適用できるんですか?というと、まだまだ不安と、いろんなことが
あいまい、グレイにて、どうだろうかと、立ち止まってしまう


いいえ、立ち止まってしまう、なんて、悠長なことを言わず
まけずに、走り出すことが大事ですと、声がしますが
その大事な走り出す方向だって、まだまだ見えないのですよ


2階建て、というコンセプトはよい
2階になにを、かつぐのか?


会社は、人だと、言います
重要なことは、人が握ってる


この春、社員全員でみた、「日本一幸せな従業員を作る」という映画の
対象となってるホテル。赤字が続いていたホテルを、変身させ
10年連続、増収増益の会社にしたという。
その秘密は、従業員、人にあるという。
従業員満足


この従業員満足を、表面的でなく、徹底してやる
そのことが、システマーズでも、目指したい、ひとつの方向だと
信じています
さて、なにからしたらいいのか?


社員と社員とのつながり。と頭に浮かびます
会社でなにかするというときに、社員同士がとことん
話し合って、どうしたら、いいものができるのか
そんなふうに、手作りのよさを感じながら
前へ進む
その手法はまちがってはいないと思っています
だけど、徹底的にできるのか?


いいえ、「やるべき」は徹底的と感じます
はたして、どこまでできますか
今年、どこまで目指しますか?


いろんな意味で、そのレベルであり
合意する、過程というのは、大事だし
それだけに、どうなのか?と思うと、まだまだ
浅いレベルがある、さぼってるところが
どんどん、見えるとなっていないか?


重要なことは、人が握ってる
人を大事にしなければ、おそらくは、砂上の楼閣に
なっていく


ステマーズは、今年、ステップをしっかりふむのに
なにを、注力すべきなのか?