「守大助さんを支援する徳島の会」総会迫る そしてB型肝炎訴訟の話

 今日は「守大助さんを支援する徳島の会」の総会が2月19日(土)にあるので、会長・事務局長と一緒に、参加要請の団体回りを行った。新たに4名の方が今日の行動で会員になってくれた。今年度の会員目標(250名を300名にする)を達成(307名)することができた。総会では、特別講演で再審請求の弁護団長を務める阿部泰雄弁護士が、「再審請求申し立ての新証拠」と題して、話をする。検察・警察による冤罪づくりが世間から大きな批判を受けている。守さんの事件もえん罪であることははっきりしているが、検察・警察の隠蔽体質、暴力的な取り調べをなくさなければ、いつまでたっても冤罪は再生産される。
 B型肝炎では多くの被害者が、貴重な人生を狂わされたが、守さんの奪われた10年間を彼らはどう償ってくれるのだろうか。

 3月5日(土)には徳島で国際婦人デーを記念する集会が開かれる。ここでは、B型肝炎訴訟大阪原告団副代表の小池真紀子さん(徳島県出身 大阪在住)が自身の体験を話す。彼女については徳島新聞でも再三に渡り取り上げている。集団予防接種のさいの注射針の使い回しで、多くの被害者が生まれた。誰でもが、B型肝炎に感染する危険性を、国の間違った厚生行政で強いられた。
 特に女性の場合は、自身が感染・発病するだけでなく、子供に二次感染させるという二重の苦痛を強いられた。国は、いまだに被害者である私たちに謝罪していない。それどころか、20年以上たった被害者を切り捨てようとし、B型肝炎対策の費用として所得税増税を言っている。国民と被害者を対立させ、新たな差別・偏見を国が被害者にもたらそうとしている。
 B型肝炎の被害の実態、患者の苦難、差別・偏見のなかでどう被害者が生きてきて、国の姿勢を命をかけて質そうとしているのか知ってもらいたい。

 2月5日(土)には、連れ合いとW石氏と3人で愛媛県の寒風山(1763m)に登ってきた。昨年の伊予富士で見た霧氷は残念ながらなかった。しかし、一面の雪景色に満足した。

写真は宮内フサ(1985年102歳で死去)作品 犬に小判


俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
  ●岩井町とは 誰が名づけしぞ 金がなければ 辛い町
  ●夫の留守に 人寄せせぬは さても見上げた 花嫁子
  ●嫁を可愛がれ 嫁こそかかれ 娘他国の 人の嫁