啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

磯崎案に従えば費用も低減

まさに、素人から見ると、さすがという他はないという卓越した提案のように見えます。それも2014年11月に発表されています。
ここから推測するに、またさらに話がこじれる事情が起こったことが容易に推測されます。しかし、何れにしても、デザインそのものを選ぶのではなく、建築家を選ぶという基本的な考え方、そして予算が減額されればその選ばれた建築家自身にデザインの変更あるいは新設計を任せるという国際的に標準的な取り扱い方に従うということ、さらには東京オリンピック2020の開会式はその新国立競技場のスタジアムでやらずに、皇居の二重橋広場でやろうという斬新で柔軟な提案には、今更ながら敬服する限りです。
この磯崎新氏の提案に従えば、全部一挙解決のように思えますが、現実的にはそうはいかない何かがあるのかのもしれません。