和菓子のアンソロジー☆☆☆

坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー

坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー

「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。

和菓子のアンは未読ですがぜひ読みたいです。
北村薫さんのが一番好きでした。

春、戻る☆☆☆☆☆

結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しを始めて・・・。
人生で一番大切なことを教えてくれる、ハートフルウェディングコメディ。

アマゾンにはこう↑あったけど
ウエディングコメディーって違うと思うな。

年下の兄って?気になってどんどん読めたけれど
やっぱり瀬尾さん
途中から読み急ぐにはもったいない
行きつ戻りつしながら良い気持ちで本を閉じました。
大福食べたーい♪

私の命はあなたの命より軽い☆☆☆

私の命はあなたの命より軽い

私の命はあなたの命より軽い

東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。
夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、
遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。
実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。
そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。
実家で何があった?
明らかになっていく家族を襲った出来事とは――。

読み始めたら不安で怖くて一気に読みました。
終わり方が、こうした方が読者の不安をあおるのだろうけれど…
私もきっと遼子と同じかも。

本屋さんのアンソロジー☆☆☆

大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー

大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー

 それぞれの色で、それぞれの角度から
 小さいドキドキから大きいドキドキまで
 楽しいアンソロジーでした。

 うすうすわかっていながらも
宮下奈都さんの「なつかしいひと」では
泣けてしまった…

 先日近くのイオンモールの本屋さんの絵本のコーナーで
立ち読みしながら笑ってしまって
おっと、誰かに見られたかな?と周りをうかがうと
同じ絵本を見ていた小学生と目が合って。
思わず「おもしろいなあ〜」って声をかけてしまった。
変なおばちゃんやけどごめん。
久々に通じ合えた気持ちになって嬉しかった。(一方的?笑

エデンの果ての家☆☆☆

エデンの果ての家

エデンの果ての家

母が殺された――その悲しみの葬儀の席で逮捕連行されたのは、弟だった。

大企業勤務のエリートサラリーマンの父、良妻賢母を絵にかいたような料理上手の母、幼いころから両親の期待を一身に背負い、溺愛されてきた弟、そして彼らのなかで、ひとり除けものであるかのように成長した主人公、葉山和弘。
遺棄死体となって発見された母親の被疑者が弟であったことで、父親は半狂乱になって弟の無実を証明しようとするのだが――。

兄も弟も父からの愛を求めてたんだな。
悲しい始まりなのに読後は安心感でいっぱい。
一気読み。

ねじまき片想い☆☆☆

毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく…!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―

ランチのアッコちゃん系
少女コミックから抜け出したような感じで
それはそれでおもしろいのだけれど…
アッコちゃんの続巻に期待!