南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

寄生虫騒動、その後

 そうだ、ニャンリンの寄生虫騒動のその後の顛末。


 お尻から白い紐みたいな条虫を垂らしたニャンリン、そのあとすぐにニャンコとニャンタも一緒に錠剤を呑ませて駆除したわけだけど。ニャンタは注射打とうとすると大騒ぎで、私が錠剤飲ませる分にはまったく問題ないってのに、ニャンリンは錠剤飲ませると吐いちゃう子。今回も吐いちゃって、結局獣医さんに液状の薬を飲ませてもらって解決。
 ところがそのあとでもう一度検便したら、コクシジウムが出たー! というあたりまで書いたかと。


 で、コクシジウム退治にメトロニダゾールを1.5ml、三日間飲ませてくださいと言われたんだけどね。ダンナに、飲ませるからニャンリン捕まえといて、と言ったら、「引っかかれるじゃないか!」と言う。あっそ、じゃあ私が捕まえてるから薬飲ませて、と規定量をシリンジに入れて渡し、ニャンリンを捕まえて、ほらこうやって唇持ち上げて歯のあいだから、と言ったんだけど、ダンナ、「無理無理無理!」って、いやあの別に注射しろとかってわけじゃないんだよ?
 あー、でもそういえばダンナって前のワンコの仔犬時代から、点耳薬さえも注せない人だったなあ……orz ええええい、もういいっ、貸せッ!とシリンジを取って、呑ませた、けど半分くらいは吐き出したかも。
 という感じで三日。これでホンマに効いてるんかいな、と思いつつ、しょうがないよね。ニャンコとニャンタにもって言われたけど、ダンナじゃないが、無理無理無理。ニャンリンだけで精いっぱいです。それにニャンタとニャンコは別にウンチも立派なもんだしー。


 とサボって土曜日にニャンリンのウンコ持って獣医さんに行ったら、その場で検査して、まだいます、って……orz やっぱりかー。まあコクシジウムは根治難しいとは聞いてたし。
 それにやっぱりニャンコとニャンタもやらなきゃだめだよー、と言われる。症状出てなくても? 出てなくても! じゃあワンコは? と訊くと、ワンコは別にー健康そのものだし、だいたい猫と接触しないでしょ、って、獣医さん! むしろニャンリンのほうが接触少ないくらいなんですが! で、ちょうどアップしたワンコとニャンタの氷舐め舐め動画とか見せた。


 犬猫のコクシジウムは人間には感染しないって書いてあったけど、イグアナにはどうなんだろう、リクガメには? というところも疑問だし(獣医さんもそんなことは知らない)、とにかくもう全員検便だーッ!
 ということになって、日曜までにニャンコとニャンタ、ワンコ、イグコとイグリンコ、ついでにカメンコもちょうどウンチしたので、ぜーんぶ集めて、袋に名前書いて、持ってった。


 月曜から獣医さんが毎日来て、少なくとも猫たち三匹には投薬してくれる約束。そうだ、ニャンタの爪がちょっと伸びてるから切っておこう! 体重も量っておくか。ニャンリンはこないだ獣医さんで量って3kgわずかに超えるくらい、ニャンタは5.1kg、ニャンコは4.8kg。イグアナたちはコクシジウムが出なくても、何か違う寄生虫とか出ても不思議はないよね、イグリンコなんて野生児だったのに一度も駆虫してないしね。薬の種類にもよるけど、ご飯に混ぜてとか方法考えないとなー、イグリンコならシリンジで飲ませられるような気もするけど、問題はイグコだよな。


 などなど考えつつ、月曜の今日。

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 何やら一心に見つめているニャンリン。何? と思ったら、

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 クーラーのところにでっかめのヤモリが。


 で、月曜の午前中に獣医さんからケータイメッセが! スマホのお知らせで文面の冒頭が出るんだけど、「セニョーラ、検便の結果ですが、すべて」まで表示されてる! すべて……なんだ? ポジティブか? ネガティブか!!??


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 ひたすら見つめるニャンリン。ええ、じらしてますw
 だってスマホ、なんか今朝はえらい重くて、メール表示のタップしてるのに、ぜんぜん反応しないッ、えいっ、開けっ! 早く開けっ! と画面を割る勢いで叩くw その結果……。


「すべてネガティブでした」−−−−−! やったーーーー!(≧∇≦)


 ていうか、すごいなお前らw ニャンリンが寄生虫にやられてるのに、トイレ共有しまくってるニャンタとニャンコにすら出ないのかよw 爬虫類なんて寄生虫いるの当たり前みたいな感じに思ってたのに、イグコはともかく、野生児駆虫経験なしのイグリンコも、庭で土とか食べまくってるカメンコも、寄生虫なしってw
 みんな、健康万歳。


 で、ニャンリンだけ? また薬飲ませるの? それとももういい???w ニャンリン、すっごい元気になって、ひとりで首輪の鈴シャラシャラ鳴らしながら遊んでたり、走り回ったりしてるし、心持ち太ってきたし。
 獣医さんは、まあ様子見ましょう、と言ってきた。それって、薬飲ませろ、なの、飲ませずに様子見なの? わからんので、後者ってことにするw



 そういえば昨日、私が洗面所でタラちゃんの水ケースか何か洗ってて、ドアが開きっぱなしになってるところに、テンションマックスのニャンリンがズザザザ!と駈け込んできて、壁の前で急ブレーキ、一瞬止まって方向転換、また走ろうとした。何やってんの、と見ると、お尻にウンチがー! えええー、まだ条虫かッ!? 
 とにかくウンチぶら下げて家じゅう走り回られたら困るので、浴室のドアを閉めてニャンリンを捕まえ、お尻チェックすると……私の髪の毛食べちゃったらしいw それがお尻から出て、ウンチがぶら下がってたんだったw 条虫じゃなくてよかったよかった。トイレットペーパーでつまみとって、はいおしまい。
 けど、ニャンリン、真っ先に私のところに駆けつけたの? と考えるとちょっと笑える。無理やり薬飲ませたりしたことも、信頼関係損なうものではなかった様子。


 というわけで、ずいぶんあれこれ考えたけど、結局すべて杞憂だった、杞憂でよかった。ニャンリンも、体力つけて自然治癒してくれるといいなー(希望的観測)。