新潟・水と土の芸術祭の旅(2日目)

新潟2日目の朝は早々に支度をしてホテルをチェックアウト。一泊なので荷物は少ない。駐車してから24時間過ぎる前に出たので駐車場代はちゃんと800円でした。朝ごはんは近くで朝からやっているお店を探してみつけたガストでゆっくり。

場所的に孤立していて屋外に設置されているので朝から見られそうな「りゅーとぴあ」のオブジェを川の遊歩道に見つけて観覧。「新潟市美術館」へ移動して屋外展示の作品を観覧、屋内の展覧会は別料金です。車をそのまま置いたまま、目の前の公園を抜けて「旧斎藤家別邸」の蔵にある漆塗りの大きなお腹と下半身のオブジェを見て、別邸を見学。ここのお庭が素晴らしかった、風が抜ける二階から見下ろす眺めが格別。「北方文化博物館新潟分館」を見た後、一旦車に戻り、「安吾風の館」の屋外展示のオブジェをチェック。再び「ゆうぽーと」を訪れ、昨日見られなかった1Fの作品を見学。砂の海に浮かぶ船やメルヘンでちょっとおどろおどろしいコロコロした生き物たちを見逃すところでした、もう一度ここに来てよかったです。

ここまで、ガイドブック付録のスタンプラリーをやってコレクター魂に火が付いていて、砂丘エリアの離れた箇所にあるスタンプ、じゃなくて作品を探してさまよいました。「西海岸公園」にある丸罰ゲームの枠のような上れる作品は、ガイドブックの位置の説明が非常にアバウトでどこにあるのか見つけるのに苦労しました。その点、公式HPの作品説明ページにあるGoogle Mapのリンクをたどると正確な位置が表示されて便利です。この頃まではまだ青空だったので砂丘の高台から見る海の眺めがキレイ。車で海岸線を行って「関分記念公園」の船を見終わったころ大粒の雨がパラっと。

お昼過ぎていたのでランチ。名物のへぎそばと天ぷらをお腹いっぱいいただきました。鳥屋野潟エリアに場所を移して、「旧栗ノ木排水機場」で歴史と低い海抜の水位を感じて、昨日ここから始めた「天寿園」でスタンプ集めと園内観覧。スタンプ35個以上集めたのでスタンプラリー参加証の缶バッジをもらいました。中国様式庭園ということでお庭を一回りして日本庭園との違いが楽しかったです。団体でバスツアーに出ているサポーター仲間がここに立ち寄る予定ということで時間を過ぎても待っていましたが遅れていて、帰ろうと思ったころに一部のメンバーとばったり遭遇、油断しているうちにすれ違ってしまった模様。

急いでさよならを言って、帰る前にもう一カ所くらい、アートプロジェクトの作品の残り3つはその他のエリアにくくられていてバラバラに離れているので、昨日のサポミーで市民プロジェクトの一つとして紹介されていた南区の月潟エリアに立ち寄ることに。「天昌堂」は車を停めずらかったのでスタンプだけで失礼して、「月潟アートプロジェクト」の「きむら屋」と「月潟劇場」を観覧。こちらは、照明の使い方が上手で、夕方5時を過ぎて薄暗くなって雰囲気をさらによいものにしてくれていました。作家の方にご案内いただき、美しい演出を楽しみました。

6時を回って早く帰らないと今日中に家に戻れないと焦り始め、急いで北陸道に乗って帰途につきました。関越道で一時事故のため渋滞20kmの表示が出て気を落としましたが、夕飯の休憩をタイミングよくとったおかげで渋滞には当たらず、11時過ぎに自宅まで帰ることができました。総走行距離は700kmくらいでしょうか。

芸術祭の作品もそうですが、最近会う機会の少ない同じグループのサポーター仲間と話ができ、他の地区のサポーターのみなさんと会うことができて、大好きな無駄に長距離ドライブができたことがたいへん楽しくて充実した新潟旅行でした。車内で寝て首を痛めたのと車内が蒸し暑くて寝られなかったのが反省点で、何か改善策が必要です。