久々の建築探訪で上越へ やっぱ楽しいな!

どうにかこうにか修士論文発表会終了!
もうぜったい無理だとおもってたのに、終わったらなんだかあっけない

一日あいたら、どこかにいきたくなったので
平田晃久さんの設計したショップへ行くことにする。
これは一年前からコンペサイトでチェックしていたもので、
ぜったいこんなの建てられない!っておもっていたものだったけど
さいきんあちこちのメディアに載っていたのをみて実際にできてるのにおどろいたものだった。

昼過ぎからでかけた。道中はありえんくらい雪が少なくて、妙高あたりも道の脇に聳え立っているはずの雪壁もなく、
例年ならたくさんいるはずのスキーヤーの車もぜんぜん走っていない。

雑誌の地図を頼りに車を飛ばす。
近づくにつれて、その地図では情報不足なことに気づいたけれど、
初めての土地ではないので感を頼りに探していたら現れました!

思ったよりすごいところにそれはたっている。
いつも思うけど、建築専門誌に写っている建築作品って、周りの建物や景色がほとんど入っていないので、
はっきりいってその建物を見たときぜんぜん印象がちがってびっくりすることが多い。

枚方のツダ獣医科だってそうだった。

いきなり行って見せてくださいなんてゆってOK出るのは五分五分だけれど、
勇気をふりしぼって、見せてくださいって突撃したら、
どうぞー!って気持ちよく受け入れてくださり、
すごく感激!

平田さんはトッズを担当されていたとのことで、
なるほど、そういうことか〜と思わせるつくりになっている。
壁の接合部、接地部がえらいことになってます!

構造体であることを一瞬忘れるようなRC壁。
その壁だけで構成された一見シンプルなプランなのに、複雑というか、多様な空間が経験できる。
立ち位置によって空間の分節が次々と変化していき、
ショールームの中央にたつと全体がひとつながりの空間のような、グリッド感が薄れた場になっていると思いきや、
入り口の付近では壁が内部と外部の境界としてはっきり感じたり、同じ壁でもぜんぜん違う空間が現れてくる。

すごくいい!!
好みの空間です。

てか俺のコンペのドアがすごく似合うんじゃないの!??
そこまでやると逆にうざくなるかな〜

 また、ショップのオーナーさんにも色々お話聞けてよかった。
この冬の異常気象は、商売にとても大きな影響が出ているとのこと。
雪が降らないことですごく困る人がいる。
地球がかなりやばいっていうのはすごく身近なことだと実感した。

 見せていただき、そしていろいろ教えていただきありがとうございました!