ニコニコ動画 今年1年のニコニコ動画を振り返ってみる(サービス的な意味で)

1.世界の新着動画について
実装は去年からですが実質的には今年の話なので。ここでも語られたように大変な物議をかましましたが、1年を経た今、あの騒動は何だったの?と思えるくらい、存在感の薄いサービスになりました。まあ、つまらないのが多いから仕方ないでしょう。で、現在はカワンゴさんの予想どおり、セカチャク民という常連が常駐するひとつのコミュニティになりましたね。完走動画はトップページに載るようになったので、もっと多くの人に見てもらえるといいなと思います
2.検索改悪?騒動について
物議をかましましたが、結局1列表示が増えただけということになりましたね。これをきっかけに運営生が始まって運営とユーザの対話ができる場ができたのはよかったと思います。ところでその運営生、最近やってないような気がしますが、そこのとこどうなんでしょうか。運営長。フジテレビ批評とのコラボもしたことだし、ニコニコも週間ニコニコ批評をレギュラーでやったら面白いかも
3.ユーザ生放送サービス拡張について
枠数の不足感はなくなったし、アンケ・ニコ電等、公式と同等の機能は備わったし、クルーズや広告など動画のサービス反映もできました。バックステージパスなんかは生放送上での生主同士の交流にうまく使われてる気がします。運営的にも動画と同じく生放送もやることがなくなったというところまで来たのではないでしょうか?
4.原宿のスタート
総合と動画のトップページ分割、スタンプの開始が大きなところでしょうか。誰得と言われたニコニコニュースもありがちなニュースサイトではなくニコニコ独自の視点で展開されているので評判は悪くないんじゃないかなと思います。動画トップページは動画を見るための"気付き”になる仕組みが随所に工夫されてます。トップページの役割分担をはっきりしたことで使いやすくなりました。スタンプは"動画発掘人の発掘”に役にたってたのですが取得条件が増えたことでスタンプコレクターが上位になってしまったのがちょっと残念ですね
5.ニコニコサービスシリーズの拡大
静画、実況、DVD、遊園地(現アプリ)、ニコゲー、あと何かあったっけ?てくらいにサービス増えました。これらは何かを語れるほど使ってないのが正直なところです。次はモバイル系のサービスかなと勝手に思ったり
6.プレイヤーの更新
動画、生放送、iphone,ipad、各種プレイヤーの更新がありました。動画は16:9対応になりました(生放送は16:9は可能だけどwebカメの方が16:9対応が少数派なので変えてないそうです)。iphone,ipadFLASH非対応という元々の問題がある中、ドワンゴ開発陣がんばってると思ってます。と書けば右京さんが常時ぬるぬるプレイヤーを早く作ってくれそうなのでwというかスマホよりはるかに所持者が多い携帯用のぬるぬるプレイヤーの方が優先度が高いと思うのですが何か事情があるのかな?
7.有料生放送イベントの開始
大会議有料化、ニコミュの開始。まあこれからですね。この辺のことは過去に何度か書いたので割愛
8.公式でのアニメ配信
サービスといえるかどうか分かりませんが、これも結構インパクトの大きい出来事。ユーザ的には嬉しいの一言ですが、ビジネス的にはどうなっているのか興味あるところ。当然ニコニコ側の持ち出しになってると思いますがコンテンツホルダーにミニマムギャランティーを設定しているのか?とか。ニコニコは影響が大きそうなので、コンテンツホルダー(アニメ製作会社)や同業他社にも影響を与えそうなので
9.ランキングの立ち位置の変更
ランキングのシステム自体は変わってないのですが、総合ランキングの一部となり立ち位置が変わりました。結果、トップページからの導線が遠くなってしまいました。個人的には最近はランキングで動画を探す頻度が少ないので、特に言うこともない

うーん運営を誉めることばかりになってしまった。まあ実際、原宿になって不満があったところはほぼ解消されて、マイページのところだけ(検索の件ではない)になってしまったので当然かもしれない。夏野さんによると、来年は更なる飛躍の年になるよう、その準備も着々と進んでいるようなので、期待しておこうと思います。てか毎年毎年、年越し番組お疲れさまです。