左から右へ、出版の順です。一番左が2016-04-03に載せた文庫本の初出版時のものです。その中で、以下のように書いていますので、順に読んでいきたいと思います。著者は現在79歳ほどです。
「私は風化仏教徒である平均的日本人で、あまり宗教心はなく、死は自己の消滅と考えている。今は、50代の前半・・・視野狭窄的「死」について述べていく・・・足らざるところは、70歳になったら、80に達したら(もし生きていれば)、「狭い料簡でした」とあやまりながら書き改める。」
今日は、コロンババです。
今日のコロンボは、晴れ 。
今日は4月のポヤ(満月) 国民の祝日になります
午前中バスに乗り外出、バスはいつもより空いていましたよ
それより道路を走る車輌の少なさには驚きでした
公立学校は明日までお休み、来週月曜日(25日)から始まります(2週間の休暇になります)
お勤めの人で長期休暇を取り外国旅行の家族も少なくないと聞きます
★朝の散歩
行きはゴール・ロード、帰りを「マリン・ドライブ」を歩くことがあります
マリン・ドライブはインド洋沿いにある道路で、インド洋と道路の間に鉄道も走っています
今朝の写真から
↓ 釣り人を発見! 竿を固定し携帯電話使用中でした(笑)
魚がエサに食いついたら慌てるでしょうね(笑)
この辺では大物は期待できないようですよ
訪問ありがとうございます
1995年、著者58歳の出版です。
基本的に、二度にわたるヒマラヤ、トレッキングのお話しでした。「死の育て方」を書いてから5年ほど経過しています。その本について、以下のように書いています。
「裏ネパールの旅を終え・・・私は自分が死の不安から逃れていたいために自分用にあの本を書いたのだなと思わざるをえなかった・・・・戦争もなく、日々飢えることもなく、寒さに震えることもなく・・・乳幼児死亡率も少ない日本の生活の中で、日々、行き当たりばったりの生き方をしている私ごときが、死について書くこと自体、無理な話であった。不遜というか、自然に対する冒涜でさえあったように思う。」
神々しいヒマラヤの峰々を直に体験すると謙虚な気持ちになるのでしょう。しかし「死の育て方」を卑下する必要はないと思います。53歳で書いたとは思えない、深い考察を私は感じました。漠然とした私の考えを、はっきりさせてくれたような気がします。