オフサイド

反則の1つ。オフェンスの選手が前方にボールを蹴る瞬間、ディフェンスの最終ラインより前に味方
の選手が居り(オフサイドポジションに選手がいる状況)、積極的にプレーにかかわっていると主審
が判断した場合にオフサイドとなり、ディフェンス側に間接フリーキックが与えられる。
ただし、オフサイドの競技規則は2005年だけでも2度改正(2005年8月時点)されており、最新の
競技規則を把握する必要がある。
オフサイドが適用されないケースは、
 1)ゴールキックスローインコーナーキック
 2)自陣では適用されない(相手側エリアだけ)
などである。
副審はディフェンスの最終ラインに合わせて移動しオフサイドの場合は主審に通知する。
2005年の改正でオフサイドポジションの選手がプレー又は相手競技者に干渉したか、オンサイド
からプレーに干渉しようとする選手がいるか、などを判断する必要が副審に求められる様になり、
より高度なレフェリングが必要とされるケースが増加した。

オフサイドトラップ

ディフェンステクニックの1つ。
オフェンスからボールが出る直前にディフェンスが最終ライン(オフサイドライン)を上げ
オフェンスの前線の選手をオフサイドにするテクニック。
トルシエジャパンで良く使用されていた。
成功すれば良いが失敗すれば一気にGKと1対1の状況を作られてしまうので注意が必要。

オフ・ザ・ボール/オフザボール

ボールを持っていない状態のこと。
攻守において直後のプレーを予測して事前に動作を起こすことが重要。
攻撃では前線へのクロスを予測して事前に走りこむ、守備では相手のパスコースを読んでカット
するなどオフ・ザ・ボールの動きが試合を左右する。

オプション

オプションは文字通り選択肢のことであるがサッカーでは以下の様なケースで使われる。
戦略上同じポジションにタイプの異なる選手が複数いる場合、オプションが豊富という言い方
をする。
試合で使われる場合として選手が次の動作を選択する時イマジネーション豊かな選手で多数の選択肢
を持っている場合オプションの幅が広いと言う。また、選手が複数の選択肢からパスを選択した場合
はパスのオプションを選択したという言い方をする。
また、基本戦術以外の補助的な戦術をオプションと呼ぶケースもある。