突然に思い立って、納戸に押し込んである沢山のマンガを引っ張り出して干す。花輪和一諸星大二郎つげ義春安永航一郎唐沢なをきおおひなたごう吾妻ひでお原律子ねこぢる山野一水田恐竜くぼたまこと、だんだん家全体が古本屋みたいになってきたような気がする。どうするのこんなに、と反省しながら、気がつくと小林よしのりの 『異能戦士』 など読み始めている。うーむ傑作。

午後、約束だったので母を蕎麦屋に連れて行ってやる。妻は風邪で臥せっているし、マンガはベランダに干したままなのだが、それでもタヌキ蕎麦は美味いし、新年は向こうのほうから勝手にやってくる。蕎麦だけ食べたら母は送り帰し、自分はのんびり書店などに寄ってから帰る。『犬神家の一族』 が今さら新刊の棚に平積みされているのを見て、犬がミケの一族? なんで? とか3秒間くらい考えたりする。