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小林よしのり

マンガ

小林よしのり

こばやしよしのり

漫画家

1953年8月31日生まれ。福岡県出身

高校時代は甲斐よしひろの同級生。

福岡大学卒。現在とは違い在学中はピンク運動という学生運動の残党のような活動を続けていたと著書で告白。

1976年下期の第11回手塚賞*1、第4回赤塚賞*2をダブル受賞しデビュー(ともに佳作)。

週刊少年ジャンプ』で「東大一直線」、『コロコロコミック』で「おぼっちゃまくん」などを連載。

1992年より「ゴーマニズム宣言」を連載開始。オウム薬害エイズ従軍慰安婦問題などの社会問題を描いたベストセラーとなり、「朝まで生テレビ」などのテレビ出番組に出演するようになったほか、自ら編集長をつとめる雑誌「わしズム」を創刊するなど、その活動範囲は広がっている。

主な作品

作品内容の変遷とともに絵柄も大きく変化している。初期のスラプスティックギャグ中心の頃は、単純な線を吹き出すエネルギーで歪めた濃い絵柄が特徴。

敵側の人物の似顔絵を醜悪にディフォルメしすぎるきらいがあったが、メッセージの社会性を意識するにつれて極端な誇張を抑えた絵柄になっていく。

また、「ゴーマニズム宣言」に関連してオウム真理教に命を狙われたり、「台湾論」では台湾当局から入国禁止処置を受けたり(当時)、当時の秘書の過去を発掘した『噂の真相』記事の尻馬に乗り秘書バッシングをしてその秘書を追い出したりと、ゴシップ面でもスキャンダラスな話題も多い。

自らは右翼ではないと自称するも、その作風の過激さで様々な方面からの批判が多く、漫画でとりあげた相手側から危険人物として扱われる事がしばしばある。

その作品は「若年層の歴史観を見直させる」との見方もある一方で、「感化されただけの単純なナショナリストを大量に製造する」とする向きからは「目覚まし時計のベル(効き目は大きいが、いつまでも聞いているようなものでもない)」と揶揄されることもある。

最近はいくつか対談本を出した西部邁と距離を置き始め、『目の玉日記』や『遅咲きじじい』といった思想的内容を含まないマンガを執筆するなど漫画家への回帰を始めている。

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*1:「獣村より」

*2:「男のトラ子 女の虎造」