野方・秋元屋でミにこけん 

ナポリタン

 土曜日は久し振りのミにこけん。その前の週に元坊さんからお誘いがあって、パパイヤさんと野方の名店『秋元屋』で飲むからそこに来ませんかということでした。しばらくこうしてにこけんのメンバーと飲むこともなかったので、一も二もなく快諾します。っていうかただいつも暇なだけなだけれど(悲)。
 集合は19時でしたからその前にチョッと秋葉原で電子部品を含めてお買い物。久し振りに来ましたが。秋葉原の駅に隣接していたアキハバラデパートの取り壊しと部品屋さんが密集する地域に掛けて工事が始められて養生のための白いスチール板が張り巡らされ、切符売り場の変更や通路の変更が行われていていつも以上のカオスっぷりになっていました。
 今回欲しかったのは先日のラックを製作して片付いたはずのラック回りですが、PC関係の電源やラックに収納したオーディオ機材を使おうとしても電源関係がもの凄いことになっていて、そこら辺を整理しようと電源タップを買いに来ていたのです。PC関係には雷対策が必要と言われていながらも今まで未対策でしたので、今回は雷サージ付き、そしてプラグ部分は可動式で壁に沿って折り畳めるものを考えていました。駅から高架下に沿って歩きながら中通りを浜田電気の角を北に曲がるのが定番のコース。浜田電気ではメモリー類の値段を一覧に貼り出しているので相場の変動を知ることが出来るので便利です。外の特売品のコーナーを見て電源タップも発見。並びにある『あきばおー』でも同様にチェックしてから少し先の秋月電子で買い物をし、千石電商でも見ると、様々な電源タップがあり迷いますが、これという決め手に欠けて、結局最初の浜田電気さんでお買い上げ。7口で抜け止め対策品、雷サージ付き、集中電源スイッチ等などこれで¥880ならお買い得でしょう^^v
 予定通り18時過ぎに秋葉原駅に到着し、山手線に乗り込むとどうも妙な空気感。恵比寿駅での人身事故の影響で山手線が全面的にストップしていたのでした。アナウンスを聞きいつ動くか判らないので急遽予定変更して(本来ならGoogleで検索したとおり秋葉原高田馬場西武新宿線野方駅という予定)、秋葉原から中央線で新宿方面に向かうことにしました。しかし、新宿に出ても山手線が動いていないとなると、西武新宿駅までやや歩くことになります。

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 それならばと、野方の位置関係をGoogleの乗り換え案内で調べていた時に中央線の高円寺駅からでも歩いてさほど遠くないということを知っていました。高円寺までゆっくり座って体力を温存し、北口を出るとあづま通り商店街を抜けて北へ向かいます。途中面白そうなお店を幾つも見つけられて、今後訪れる目標が出来ました。商店街を抜けるとやや東に進み環七に出ると環七沿いに北上し10分も歩くと野方駅南口の表示が出て来ました。丸正食品のお店の前を通って駅前に出ると、元坊さんが居りました。他に先に来ていた人達は先にお店へ行っているそうなので、残る一人を待ちます。この日紅一点のAkicoさんです。程なくしてやって来た電車を降りる人の波に紛れて登場、三人で連れ立って秋元屋さんに向かいます。
 いつものように賑わう店内の奥の方にあるテーブル席に馴染みの顔がありました。パパイヤさん、ぽぱいさん、そして楽笑さん。合わせて6名のミにこけんの始まりです。こちらのお店の名物ともいえるシャリキン・ホッピー(キンキンに凍らしたジョッキ、キッチリ冷やしたホッピー、シャーベット状に凍らせた焼酎の3点セット。他のお店でも飲めるところはありますが、そこまで徹底するのは手間が掛かるので少ないです。新宿思い出横丁の『ウッチャン』でも飲めるようです)を無論6人分注文。にこけんはホッピーをこよなく愛する会でもあるのです。これにはお店の方も6人分?とその冷やしたジョッキの数が足りるかどうか慌てていましたが、何とか間に合ったようです。念願のシャリキン・ホッピーで乾杯。


 ここら辺は元坊さんの手配の良さで、ポテサラを含めて少しずつ料理が届き始めます。ちなみに手前はフジッリ(クルクルとねじれたパスタ)のマヨネーズ・サラダ。色合いが濃く見えているけれど。
 秋元屋さんはその繁盛振りから、少し前にお店の隣り合った建物の方にも規模も拡大し壁をぶち抜いてありました。外には分厚い透明のビニールが冷気を遮るように掛けられていて、そこにも席がしつらえてあります。拡大したお店の規模としてはかなりの集客力があるようですけれども、それでも入れなくなるお客さんが出るぐらいなのですから、その人気たるや凄いものがありますね。

 モツの刺し物も届き始めました。レバ刺しは塩を振り掛けてありテーブルの上の胡麻油をタラリと掛けて頂きます。うん、なるほどと納得の鮮度でこちらのレバ刺しは一目置けます。一方こちらは珍しいチレ刺し。チレは脾臓ですね。焼き物でメニューにあるところでは必ずといっていいほど頼む好物です。しかし刺身で頂くのは今回が初めて。来てその鮮やかな色に目を奪われます。レバーのやや褐色がかった濃い色に対してルビーレッドともいうべき鮮やかな赤色で、生臭さは全くなくとてもいい感じです。今回のメンツではモツ系の刺身が苦手な人もいるので、分け前が増えて逆に嬉しい♪です。
 焼き物も続々と。アブラ、カシラと続いてエノキの肉巻き、トマトの肉巻き。肉巻きは薄いしゃぶしゃぶ用の肉のようで纏める役割が強いようです。トマトは一口に食べたらこれがえらい熱いのなんのって、口から飛び出さないように苦労しながら食べて、暫らく悶絶してしまいました。これはでも気に入ったので是非自分でもやってみようと思いました。



 煮込みは以前も食べましたけれども、みんなでつまむよりもこういうのは一人一個でもいいかなぐらいのサイズです。っていうのはこういうのって遠慮して箸を付けないうちにどんどん冷めてせっかくの熱々の美味しい状態が冷めてしまうんですよね。何とももったいない。今度一人で来て煮込みを堪能してみましょう。特に癖もなくアッサリとした煮込みでした。でも味噌味だったか醤油ベースだったか汁まで飲んでいないからはっきりとは覚えていないのです(恥)。
      
 飲むに従い出るものも出しにいく人もいてその内に席が自然と入れ替わります。ホッピーを飲んでいた人も次第にチューハイやバイスといった飲み物を注文する人も現れて気が付けばすっかり時間もかなり過ぎていました。19時に入ったのでもう三時間以上もいる計算になります。そろそろこちらを出て、とお会計してもらうことにしましてここでパパイヤさんと元坊さんがご帰還。

 残る4人で野方の駅を南口から北口へ踏み切りを越えると目に付いた居酒屋さんに入ることにしました。駅から歩いて1分ほどで非常に好立地そして好都合。開けたスタイルの居酒屋さんでここでも沢山のつまみといいうより本格的な〆の料理を。ナポリタンを持ち上げつつ左手で器用に写真撮影をするぽぱいさん。ネギトロの巻き寿司、鳥の唐揚げも頂きました。
 冷静になるとなかなかのボリュームですね。まだまだ盛り上がる二次会ですが残念ながらここらでワタクシはタイムアウト。23:30にはお店を出ないと終電の関係で帰れなくなるので一足お先に失礼してきました。ようやく自宅に辿り着いたのは01:00で翌朝はしっかり二日酔いでした(泣)。