湯島から上野へ

ザーサイ@ひなどり・御徒町

 神田明神の下の辺りから今度は湯島の駅の方へと向かいます。上野・御徒町の界隈にはコリア・タウンと呼ばれる韓国系の食品・雑貨・料理店が建ち並ぶ地域が、昭和通り(国道4号線)の東側に広がりますけれども、山手線の線路をはさんで西側にもコリア・タウンがあるという記事を目にしたことがあります。中央通りの西側で松坂屋の北側ということは憶えていたので、ややその辺りをうろついてみましたが、いわゆる上野から湯島に繋がる大歓楽街が広がるばかり。東側のコリア・タウンを思い浮べてぶらついても一向に見つかりません。今改めて調べて見ると、その歓楽街の中でも韓国系の飲食店が集まっている地域のことを指すようなので、雑貨や食材といったものを扱うお店が並んでいるわけではないので見つからないだけでした(恥)。

 サッサと諦めて、今度は吉池の裏辺りからブラリとして久し振りに御徒町東側辺りを散策します。アートスポーツを眺めたり、靴屋ABCマートを冷やかしたりしている内に、時間も良い頃合いになってきました。『カドクラ』や『たきおか』のある通りまで来たのですが、相変わらずの繁盛振り。でも今は座りたいので目に留まった神田っ子という初めてのお店に入りました。


 目に留まった訳とは、タイムサービスで生ビール¥430を¥320、刺身三点盛り¥550という内容。普段生ビールは避けてしまうワタクシですが*1、少しビールを飲みたいと思うときには中瓶でも持て余してしまうので、この方が助かります。
 刺身三点盛りはマグロ赤身、カツオ、鰯の三点盛り。2・3切れずつなので少々割高感もありますが、一人だとこれぐらいで丁度良いぐらいですね。

 とはいうものの、メニュー内容を吟味しながら飲んでいてもなかなか次のものが決まらないので、比較的馴染みの『ひなどり』さんへ。まだ早い時間だからなのかゆったりとお好きなところへ席を決められます。ザーサイをつまみながらホッピーを飲めば、読み掛けの文庫本と共に至福の時間。いつもより早い時間ながらほろ酔い気分でお店を後にしたワタクシでした。

*1:生ビールの方が同じ料金なら損をしてしまう傾向にあるようで、例えば中ジョッキ¥450と中瓶¥450ぐらいでしょうか。一般的な中ジョッキの容量が435mlだとして、泡の分・100mlだとして差し引くと中瓶500mlが100mlほど多く飲めます