どうしょうもない人たち

 しかし、長いエントリだ。スイーツ脳は階層に無関係に浸透している。
 http://www.asahi.com/housing/zasshi/TKY200802200245.html

 不幸になる性質を持つ人たち。こういう駄目な人間を量産するのが占領政策だったのかと思うと、所詮は成金の国に過ぎない。
 裏を返せば、自分が知らないうちに出身家庭が最上級に属していたらしいのは喜ばしいことだし、感謝すべきことだ。そういえば、医者の宿舎に遊びに来る友達はほとんどいなかった。が、その階層の中でこんなくだらない価値観を持った人は軽蔑されていたと思うぞ。っつーか、見栄に金使った時点でダメじゃん。上級階層になればなるほど、いじめなどは少なくなるって、当たり前だよ。

 にしてもだ、貧乏生活を送る上、この序列で言う家内の出身階層がそう高くもない我が家が、見栄でなくても結果的に部分的に上層に近い子育てをしているのは興味深い。キャラクターおもちゃを使わせなかったり、「お友達、主人」だったり、働かない方が上等な子育てだったり。

 別に安いから母乳を志向しているわけではないが、人工乳のほうが高級感があるのね。自然食系の子育て志向はここに出てこないね。
 かみさんの昔からの親友(九大教授の娘。本人も頭良い)がどっかうちとずれるなぁと思っていたら、この手の価値観に支配されているのかもしれない。成金でもないのに、いつのまになんでこんなに切迫感あるんだろうと思っていた。そう考えると、スイーツ脳というだけではなく「状況に対する適応力」部分もあるのかな。結果的に洗脳されやすいとも言えるか。

自分ならありえん

 「ありえん」が流行しているワタクシのあまたの中でございます。
 デンマーク移住が延期になったので入学準備を整えておりますが、やはり被占領地域の悲哀満載であります。まずは牛乳。いったいなんなんだ・・・。子供が飲みたいと言わなければ、そうできるようにしようと思っていたのだけれど、飲みたいと言っているのでしょうがない。学校給食という悪の権化をこれから我々の家庭は体験しようとしているのだ。しかも、学校の牛乳は添加物から飼料から最悪の牛乳だしなぁ。持っていってくれるなら家から持たせるが、本人が嫌がっているのでしょうがない。
  しかも、毎日パン食べるんだぜ。かーっ、ありえん、ありえん、ありえん、ありえん。一日五回、浦和の学校給食協会に向かって、中指を立てるべし。
 やっぱり保険的に僕が行った私学を受けさせれば良かった。
 日本脱出を急がなければならない。秋からのキンダー新学期に間に合わせたい。
 ランドセルはあっちに行ってからも使えるから別に良いか。ものが良い割には量産効果で安いから悪くないかもしれん。天使がたくさんついているので、喜んでいる。定価6万円ぐらいのが2万円ぐらいだった。ネット通販恐るべし。
 学期が始まったら、先生に「うちの子は日本の学校にあうように教育していませんので、いろいろ腹の立つこともあるでしょうが、学校に行かないと言いだしてもそれが先生のためでないことは重々承知しておりますので、登校刺激などはしないでくださいね」と言っておかなければならない。
 あそこで削られるぐらいなら、削られないように渡り歩いていった方が子供の将来のためになる。ポスドク難民が学校教育の集大成であることを見れば明らかだろう。