曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

OpenJDK 6 for OS/2 and eCSを試してみた。

OS/2用の最新のJAVA6たるOpenJDK 6 for OS/2 and eCS,Version 1.6.0 Build 19 RC (2011-02-21)が公開されたので試してみました。
フォントやフォント関連ファイルのfontconfig.properties.srcを入れずに起動。
まず、Art of Illusion 2.81

メニューとか見づらいのですが、日本語が表示されています。
続いて、あの楽器(初音ミクが持っている楽器のこと)。

ちゃんと音も出ています。ちなみにメニューはArt of Illusionと同様で、とても見づらいですが日本語表示されています。
更に、みんなの家計簿。

日本語入力も出来ます。しかも、インラインで!
と、ここまで見ると完璧、最高って感じですが、実はV2CとかVASSAL(ボード・シミュレーションゲームをネット対戦するためのソフト。私に取ってはこれが動かないOSは、ゴミ同然・・・)は動きませんでした。
あと、ThinkFreeOffice 2.2をjava6のjava.exeにパスを変えて起動しようとしたところ止まってしまい。それ以降、Java6が使えなくなっちゃいました。
今回はVPC2007上のOS/2で試したので被害は最小限でしたが、やはり正式版が出るまでは要注意ですね。
そうそう、Java6の開発への寄付の呼びかけがありますので、余裕のある方は是非してあげて下さい。
あと、OS/2上の画面キャプチャはGotcha!でやりましたので、保存ファイルはOS/2ビットマップ形式。
これをWindows7でやるには以前のようにペイントでってわけにはいきません。XPのペイントでは読み込めたOS/2ビットマップですが、Windows7のペイントでは除外されています。
とはいえ、XPのペイントの実行ファイル。しかも、それ一つをWindows7に持ってくるだけで普通に起動しますので、これを使えば簡単です。
まあ、IBMの独自形式をOS/2に押し付けた挙句、それを普及しようと努力もしないって姿勢は大嫌いですでした。で、WindowsのAVI形式は無視して標準じゃ使えないとか、なんて嫌がらせかと。まあ、ここらを書くと虚しいのでこれくらいに(汗。
今回は、死んだかなと思わせながら、なかなかにしぶといOS/2(とその後継のeCS)と再認識した次第です。本当、終わらせるにはもったいないOSなんですけど・・・
ついでに、Skypeもどうにかして欲しいなあ。Skypeってテレビ電話以外にも、ファイルの転送とか結構便利なんですよねw