バンプ簡易レポ

BUMP OF CHICKEN GOOD GLIDER TOUR SHIBUYA AX 11.12.5

開演を10分ほどすぎて、館内は暗転せずに、ヴァイオリンの曲が響き渡る。ファイナルファンタジーのBGMのような曲、これが新しいSEだった。暫くして暗転し、歓声と共にメンバーが登場する。

藤原がすごく機嫌がいい。いつものようにギターを掲げる様子だけでそれが伝わってくる。

3年半振りのステージ、一曲目は”三ツ星カルテット”。音源とは違い、藤原はエレキでイントロのフレーズを鳴らす。ギターを構える位置は普段より少し上。メンバーが楽しそうなのがとても伝わってくる。演奏するのが、ステージに立つのが、楽しくて仕方がない、そう見えた。合いの手に、客は全力で応える。お互いに待ちわびていたのが伝わってくる。

“宇宙飛行士への手紙” “ウェザーリポート” “ゼロ”と続く。近年リリースされた楽器には、ストリングスが入ってることが多いが、サポートは入れず、ほぼ4人で演奏していた。

4曲終えて、MC。今日ライブが初めての人、そう問い掛けられ、イエスの人が半数以上なことに驚いた。久しぶり、ありがとう、それくらいしか言うことがないと言うメンバーたちの顔は笑っていた。

5曲目は”プラネタリウム”、昔の曲の方が歓声が大きい気がする。”66号線” “友達の唄”と続き、最近までレコーディングをしてた曲をやりますと、新曲”グッドラック”を。フルコーラスを聴いたのは初めてだったが(音源は解禁前?)、花の名や友達の唄のようなスローな曲だった。シンプルな印象だったが、音源ではガラッと変わるのだろうか。

少しMCを挟み、喋らない升にラブコールを送る客達に、「はいはい、曲やります笑」と藤原が制止させ、”R.I.P” “イノセント”、セッションから”カルマ”へ繋ぐ。”supernova”では、客にマイクを向けてla la la~の合唱。(本当の大事さは 居なくなってから知るんだ)というフレーズが胸に響く。

“beautiful glider”
では藤原が歌い出しを間違え、やり直し。その間のメンバーと客の掛け合いが微笑ましい。


“星の鳥” から”メーデー”へ。イントロが始まると歓声と同時に腕が挙がる。本編最後は、彼らの代表曲”天体観測”で締める。




アンコールでは、手拍子でコールではなく、「アンコール 」が響き渡る。少し時間が空いて、ツアーTに着替えたメンバーが再登場。直井が物販のセールストークをするのが恒例だが、なんと完売してしまい、売るものがないと困り顏。素材に拘ったと、オーガニックコットンの説明をしてくれた笑。その他は、藤原と増川が「5時半に起きちゃった、俺は10時くらい」 なんて彼ららしいトークをしていた。

EN一曲目は、”Merry Christmas”。日によってスノースマイルと変えるんじゃないかと予想。演奏後、「この曲を演れる日が来るなんてなあ」と藤原。

「初日だし、この曲だろ! 」と”ガラスのブルース”で、彼らの3年半振りのツアーの初日の最後を飾った。


セットリスト
三ツ星カルテット
宇宙飛行士からの手紙
ウェザーリポート
ゼロ
プラネタリウム
66号線
友達の唄
グッドラック
R.I.P.
イノセント
カルマ
supernova
beautiful glider
星の鳥
メーデー
天体観測

EN
Merry Christmas
ガラスのブルース