冷やし茄子

今日は時間を有効活用して、渋谷でロードショー3本、家でBSの映画1本をはしごしました。一日に4本も映画を見たのは、生まれて初めて。
朝から晩までほぼ切れ間無く見てたので、食事は夕飯に行った渋谷の蕎麦屋「福田屋」でとったのみ。茄子の季節ですねー。ここの冷やし茄子(画像)は本数も多くて、なにより大根おろしがたっぷり乗っかってるのが堪りません。とるものもとりあえずこいつでビールを一本。蕎麦は夏の名物「すごもりそば」。めかぶと山芋の千本切りが大量に乗せられた冷やしつけ麺で、めかぶを鳥の巣に見立て、その真中に温泉卵が鎮座しているという趣向。

「21g」

朝イチからいきなり重めに「21g」からスタート。タイトルは軽いけど。
アカデミー俳優の競演ということで、かなり見応えがある作品でした。時間配列がバラバラになっているのがミソ。いったいなんでこんなことに…?という観客の疑問が、そのまま映画のテーマにも重なります。ある人にとっては「life goes on」で片付けられることも、別の人にとっては「life does not "just" go on」なのです。

「ビッグ・フィッシュ」

病気の床に臥した父親は、子供の頃からずっと荒唐無稽な半生の話ばかりしていて、本当の人生を教えてくれなかったのですが、その裏には本当の優しさや愛が隠されていたというお話。
中盤のエピソード群がかなりダレ気味でしたが、それらが一気に収斂するエンディングには感動。
今度の日曜日は父の日。お父さんと見に行くのもいいかも。と無責任に言ってみる。

「シルミド」

これも重かった。けど上映時間約2時間半が短く感じました。金日成暗殺部隊に仕立てられた元死刑囚たちが、南北の平和ムードの元に抹殺されてしまうという悲劇。ある程度実話に基いたお話らしいのですが。
暗殺訓練を受ける無人島で、みんなが食べてる食事が意外とおいしそうでしたね。豚肉の炒め物、ニラと唐辛子の炒め物、混ぜご飯、キムチ、味噌汁…。

「フォー・ウェディング」

帰ってきたらちょうど始まったので、そのまま最後まで見ちゃいました。ほんとヒュ−・グラントってこんな映画ばっかやなあ。
どうでもいいけど、邦題を見ると「for wedding」に思えますけど、原題は「four weddings and a funeral」ってことで、全然意味が違うわけですから。邦題も「ウェディングス」にしたほうが良かったと思います。。。