金沢:金沢21世紀美術館

仕事でふるさとの金沢に来ています。
母校が移転して跡地にできた「金沢21世紀美術館」を見学。これが想像以上によかったです。これなら潰されて本望だなあ。
無料エリアだけでも草間弥生村上隆などメジャーどころもあり。有料エリアはどうなってるんだろ。
一番感動したのはジェームズ・タレル氏の「ブルー・プラネット・スカイ」という作品。一つの部屋自体が作品になってるのですが。天井が四角く切り取られた石畳の部屋なのです。雨も降れば雪も降る。
夜に行ったので、雲が流れる夜空が見えました。どこかから聞こえる烏の鳴き声…。

金沢:さか根

尾崎神社にほど近い「さか根」という料理屋で、会社の方々と食事。
ここは作家の山口瞳さんが愛した、金沢の老舗「つる幸」で修行した方が開いたお店だそうです。つる幸も山口さんの頃とは代も替わってお店も(道路拡張に伴い)場所が若干変わってます。人も町も、時代と共にうつろって行くものですね。
コウバコガニ(香箱蟹)を賞味。きちんと身がむしられていて、卵を抱いた甲羅の中に納められていたところに、手間ひまを感じました。

金沢:藤とし

その後、ひがしの茶屋街に場所を変えて、「藤とし」というお茶屋さんへ。ここは一見さんお断りのお店だそうですが、仕事の関係の方からの紹介で寄せてもらしました。
玄関がいきなりひろい石畳で驚きましたが、玄関の中に木が生えているのにもびっくり。奥の座敷からは、座敷太鼓のトンカラトントンという音が聞こえてきました。