『物陰に足拍子』

物陰に足拍子 (第1巻) (角川文庫)
約1年半前id:nuxさんにすすめられた*1作品を、ブクオフ100円コーナーで購入。とりあえず1巻を。
巻末の「あとがき」にも「このマンガ、読んだ人によって評価が両極端」とか、「今読むと私も主人公に感情移入できない」みたいなことが書いてありましたが、それもよくわかりますね。主人公のミドリちゃんが不気味なくらい受動的で、ちょっと煮え切らない態度。
この物語って…ほんと、一連の内田春菊作品の主題を、ほとんど総ざらいしている感じがします。「ああ、この話をまたするのか…」って感じで、ここにきてかなり内田さんの作品を読んでる私としては、ちょっと暗い気持ちになりました。


あとこのマンガは、「MIDORI」というタイトルで1996年に映画化もされているそうですが、1巻で自殺するキショい高校生(小林みのる)を演じていたのは、当時「ヨースケ」という芸名(なんだそりゃ)だった窪塚洋介だったそうな! そんでそのお母さん役で内田さんも出演していたそうです。

送別会

ロンドンに赴任する先輩の送別会。六本木ヒルズの某居酒屋にて。
かなり上の人まで集まって、幹事の私としては結構めんどくさかったのだが、まあ無難に終わる。雪が降るという予報のせいか、早めにお開きとなったのも吉。
その後、ロンドンに行く先輩と私の前任者と私の3人で、芋洗坂の某隠れ家バーへ。先輩がしきりに「この店エロいなー」と連発していたのには笑った。