ストレッチ講習会

ストレッチ講習会を開催しました


7月5日(水)カラダ改善工房あおき院長 青木孝至先生とアシスタントの
岡田幸子さんをお招きしてストレッチ講習会を森川ホールにて開催。
36名の方が参加下さいました。


本日の演題は「夏バテ対策と心と体をほぐすストレッチング」
スーパー猛暑と予測される今夏、暑さに負けないよう、フェイスタオルを使って
ご家庭でも続けていただけるストレッチ方法をご紹介いただきました。


ベタベタの大阪弁を使ったシナプソロジーで脳のウォームアップした後は
夏バテになりやすいかどうかチェックテスト。
「食事を作るのが面倒」「日中は家でダラダラ過ごす」などのチェック項目に
皆さん思い当たる節があるのか笑いが起こります。
ユーモアを交えつつ夏バテの原因と対処法について説明していただきました。


お話も楽しい青木先生


さて次はストレッチについて。
まず関節弛緩性テストを行いました。
点数の高い人に拍手が起こりましたが、関節の柔らかい人がストレッチをすると
まがりすぎて痛める場合もあるとのお言葉にがっくり。
膝関節症や外反母趾が女性に多いのは女性の方が関節が柔らかいからだそうです。
関節が柔らかい方が痛めやすい場合もあるとは意外です。
次に前屈などで体のどこが硬いかをお互いにチェック。



カラダのどこが硬いかによって効果的なストレッチの方法が違うのです。
例えば開脚前屈を体の硬い人がやっても骨盤が後ろに傾いているため、
本来の目的である内転筋(内もも)が伸びません。
椅子に座って片足を伸ばし上体を前に倒していく方法が効果的です。



内転筋のスタスティックストレッチング。岡田さんから痛くしてはダメですよとご指導が


またストレッチといえば反動を使わず30秒ほど静止するものが思い浮かびますが、
このスタスティックストレッチの他にも・・・
腕や足をいろんな方向に動かすことで関節の可動域を広げるダイナミックストレッチ、
筋肉に圧力を加えながら伸ばすコンプレッションストレッチング、
伸ばしたい筋肉に抵抗を加えてから伸ばすホールド・リラックスの方法があります。



タオルを使って肩回りのダイナミックストレッチング 加齢とともに狭くなる肩甲骨の可動域を広げます



首のツボを押さえながらのコンプレッションストレッチング これは気持ちがいい!



首のホールド・リラックス スマホ操作で前傾しがちな首に効きそう


目的や自分の体に合った方法で行うことが大切なんですね。
今日は主に肩甲骨周りや股関節のストレッチをご指導いただきながら実践しました。

盛りだくさんな内容であっという間の2時間でした。
今日学んだことを活かして厳しい夏を乗り切りたいですね。


保健体育委員会