モンラー(中国)〜ムアンサイ(ラオス)〜ルアンパバーン


・8:30の便で、モンラーを出発。モンラー発ウドムサイ(ラオス)行きの国際バス。国際バスなんていうと聞こえはいいがオンボロマイクロバス。車内はすごい荷物。ジャガイモやら、工具やら、ダンボールやら、犬やら。生物はいいのか生物は。私はビザ申請に時間がかかることを考慮して国境ゲートのあるモーハンまでのチケットを購入。14RMB。


・10:30に国境ゲート到着。中国側でビザ欲しいんだけど・・・というとラオス側で取るんだよ、と言われる。そういうもんでしたか、すみません国境素人で。いつも日本に帰るときに空港で書いている出国カードを書いてゲートを抜ける。バスがいたので俺ここまでやけんね、と言うと、運ちゃんが、ウドムサイまで行くんなら乗っけていってやるけんね、と言う。でも俺ビザの申請が・・・と逡巡していると、どうせ中国人の皆(他の乗客)もスタンプ押したり手続きがあるから待っててやるけん、というのでウドムサイまで乗っていくことにする。追加で24RMB。「〜けん」というのに意味はない。そしてこの辺目立ったらイカン!と過度にビクビクしていたので写真がほとんどない。犯罪者でもないのに。


・バスで2キロほどで、ラオス側ゲート。これを抜ければついにラオス突入。Visa On Arrivalと書かれた窓口に立つ。なんだかニコニコしたお兄ちゃんに英語で質問攻めにあう。やれお前コンピューター会社ではどのメーカーのPCを使ってるんだとか、云々かんぬん。やっと申請用紙をくれたと思ったら、“Issue”の意味がわからずお兄ちゃんに質問する羽目に。当然英語で。我ながら英語能力の不甲斐無さに、父ちゃん悲しくって涙がでらあ、と一人ごちる。とにかくビザは下りて、無事にラオスへ足を踏み入れる。時差があるので時計を一時間戻す。11:30→10:30

ラオスへ入っても山の景観が急激に変わるわけでもなく。相変わらず山道をひた走りムアンサイのバスステーションへ到着。

ムアンサイはラオス北部の中心らしいが、見た感じ、交通の要地として機能しているが街自体は小さく何もなさそうだ。北海道でいうと長万部(おしゃまんべ)みたいなものか。今日中にルアンパバーンへ行くことにする。200km。チケット38,000キープ。(1ドル≒10,000キープ)時計を見ると14:00。今日ここまで何も食べていないことに気づく。

・15:00発ルアンパバーン行きのバス。トラックを改造したバスかと覚悟していたが、意外にもトヨタのミニバン。すごいぞラオス。しかしすごかったのは過積載っぷり。12人乗りのミニバンに16人(一人赤ちゃんを抱いた女性がいたので16.5人?)にニワトリ。全員の荷物は屋根に括り付ける。スピード出ませんよ、それは。前半は山道でスピード出せず(当たり前だ、死んでしまう)こりゃあ今日中に着けないかも、と心配になったが後半は平坦な道をぶっ飛ばして、20:30過ぎにルアンパバーンへ着く。3人掛けのところに4人座って私が一番端だったので常に半分しかイスに座れず、お尻が4つに割れるかと思った。
(写真は、ちょうど折り返し地点の休憩所で)