平和公園を歩く

一雨ごとに春が近づいてくる。昨日の雨で一段と春めいてきた。バードウォチングがてら平和公園を歩いてきた。梅は紅白とも咲き出した。近くでウグイスがちゃんとホーホケキョと啼けるようになったが、声はすれども姿は見えず。シジュウカラヤマガラが枝先にとまった。ハンノキ湿原のバードウォチングのスポット(いつも何人かのバードウォッチャーがカメラを構えている)では、ヤマガラの水浴びを見かけた。ハンノキ池にはカワセミが2羽枝にとまっていたが、水に飛び込み小魚を捕えたらしい。枝に戻って飲み込んでいた。これはシャッターチャンスを見逃してしまった。残念!
紅梅

白梅

シジュウカラ


ヤマガラ

ヤマガラの水浴び


カワセミ Photo by Misuzu

平和公園の森

君よ憤怒の河を渉れ

西村寿行の同名の小説(1974年)が1976年に映画化された。
この映画は中国でも1979年に『追捕』として公開され、文化大革命後に初めて公開された外国映画となった。大変な人気を呼び、高倉健中野良子は中国でも人気俳優となった。この作品により高倉のファンとなった張芸謀監督は『単騎、千里を走る。』で高倉健に主役を依頼した。そんなわけで『君よ憤怒の河を渉れ』を見てみたかったのだが、1/2ぐらいでやめた。あまりのご都合主義のストーリー展開についていかれなかった。和製『逃亡者』。中野良子(当時僕はファンだった)のお嬢さまぶりとあのオデコにはいやはや何ともの感じ。若き張芸謀はこの映画のどこに惹かれたのだろうか?高倉健の寡黙な男ぶりにか?