キラリと、おしゃれ

「人生フルーツ」という映画が評判だが、以前TV(東海テレビ)で著者夫妻の暮らしぶりを紹介(取材中に夫が死去)していて感動した。本書はその書籍版。高蔵寺ニュータウンを構想しながら思ったようにならなかった建築家。半田の造り酒屋のお嬢さんだった奥さん。ふたりで雑木林と果樹園とキッチンガーデンを作りあげて、50種類の果物、70種類の野菜を自給自足する暮らし。優雅に楽しそうに(そう見える)暮らす老夫婦ー90歳と87歳。じっわっと感動を呼ぶ。映画の方も是非みたい。
先日の朝日新聞 「異論のススメ」で、佐伯啓思氏が津幡夫妻の生活ぶりを紹介しながら脱成長主義(経済成長主義への訣別)を提唱していた。価値観の変換、「より便利に、より豊かに」を見直そうというもの。共感するところ多し。

キラリと、おしゃれ 津幡英子 津幡修一著 ミネルヴァ書房

イラクサ

平和公園の草むらで手で触ったら強い痛みを感じた。この野郎!と思って採取、持ち帰り調べてみた。
「棘 草」をキーワードにしてみた。さらに画像検索でイラクサにたどり着いた。牧野植物大図鑑によると「和名 刺草(いらくさ)は葉や茎にある刺毛に触ると疼痛を感じるからである」とある。原因は蟻酸。イラクサ皮膚炎というのがある恐ろしい草だった。蕁麻疹の蕁麻はこのイラクサのことだそうだ。痛痛草ともいう。触らぬ神に祟りなし。

晴れ間の平和公園

梅雨入り2日目、午前中雨。1日閉じ込められていては叶わないので、午後の晴れ間に平和公園に出かけた。雨にあたって緑が一層濃くなった。いつもの散歩道も違った印象を受ける。ウメモドキ、ウノハナ、ムラサキシキブは静かに咲いている。クリの花が珍しい。蜘蛛の巣に水滴が散らばっていて梅雨の季節らしいシーン。おなじみサクランボ、イボタノキも健闘している。エニシダは鞘豆をたわわにつけていた。散歩中に1度ポツンときたが、夕方には青空を取り戻した。梅雨は梅雨の楽しみ。

緑濃い散歩道

ウメモドキ

ウノハナ

ムラサキシキブ

クリの花

蜘蛛の巣に水滴

サクランボが色鮮やか マイ フェイバリット

イボタノキも健闘中

エニシダの鞘豆 大繁盛

名前はわからないが薄紅色の実に目が止まった