猫ヶ洞池を一周り

まだ夏バテから立ち直れず、軽めに猫ヶ洞池を一周り。あまりぱっとしないお天気だが、かっと照りつけるよりは過ごしやすい。池の向こう岸にカルガモが5羽浮かんでいたが、他に鳥の姿はない。見慣れた植物をめぐり歩く。地味な草木ばかりだが、それぞれ夏を乗りきり秋の気配を漂わせ始めている。イタチハギはイタチの尻尾のような穂が大きくなった。秋になると黒ずんだ紫色に変わっていく。ホソバイヌビワもイヌビワも実の色が変わりつつある。湿地ではヤブミョウガの実が黒くなっていた。この湿気にキノコの傘も大きい。下ばかり見ていたので見落とすところだったが、シュロに絡んだセンニンソウが上の方で見事に咲いていた。去年あったところを探し回っていたら、木の上に登っていたのでこれまで見つけられなかった。アオギリの実が殻から飛び出して秋を感じさせた。草むらにヤブランの薄紫の花が穂のようできれいだ。このまま涼しくなって秋になればいい。

イタチハギ 穂はまだ緑色 これからイタチの尻尾らしくなる

ホソバイヌビワ

イヌビワ

ヤブミョウガ

キノコ 大きな傘

シュロに絡んだセンニンソウ

白いセンニンソウの花 清楚な感じが好もしい

アオギリの実

ヤブランの薄紫の花

1/400の奇跡

8月21日、アメリカ大陸を横断する皆既日食にUSは大騒ぎだった。フロリダ州Anaさんたちも大騒ぎで Facebook にアップしていた。
月の直径は約3,500km。それは太陽の直径(約1,400,00Km)の1/400。地球から太陽の距離は約1億5,000万km。地球から月の距離は約380,000Km。その比率も1/400。この自然がもたらした1/400の偶然によって、地球上からの太陽と月の見かけの大きさはぴったり同じに見える。つまり皆既日食。それは1/400 の奇跡だという。1/400 の位置になぜ月が止まっているのか? 引力のバランスポイントが1/400 の位置なのは偶然なのか? 宇宙の謎の一つ。