クリスマス諸々

いろいろ作ったが、いろいろあったクリスマス。

その1
24日、昼に家族のクリスマス会を決行するため前夜にケーキの飾り付け。
生協で買っておいたキティちゃん型のスポンジに『ニャンコ軍団』の
顔を描く。これを見てたこすけ大喜び。しかし、スポンジが乾いて
硬くなっていたためかほとんど口をつけず・・・


↑30分後たこすけが吐き出すことになるマシュマロ

その2
クリスマスプレゼントとして、たこすけには前述の「サザエのつぼ焼き」帽
親方にはやはり手編みの帽子(枕カバーのようにデカくなったが、そもそも
頭が特大なので問題なし)を。自分へのプレゼントは何らかの既製品を
手配しようと思ったが、めぼしいものが見つからず、クリスマスは諦めた。
しかし、親方がふともらした「自分の友人が妻へのプレゼント探しに
四苦八苦している」という話と、翌日25日急に「探し物があるから電気屋
行ってくる」という2つの断片を勝手につなぎ合わせ、「ひょっとしたら、
これはサプライズでプレゼントを買いに行ったのでは?」と錯覚し、
帰宅した親方の不審なしぐさや、目が泳いでいるのを見てしまった場合は
どうすべきか、また自分の好みとは全く違うものをもらった場合の喜び方など
そもそもいい大人になってからプレゼントなど数えるほどしかもらった事が
無いため、どうすれば親方の努力に応えられるのか熟考した。
・・・もちろんこれは徒労だったが。
プレゼントの話が出た時に、自分から「別にいらないよ〜」と行った手前
この『捕らぬタヌキ』の話をするわけにはいかなかったが、『ヒトの言葉を
言葉通りに受け取る男』の本領発揮に唸るばかりだった。

その3
25日の晩、関東風のコロッケが猛烈に食べたくなり準備。
関西風にケチをつけるわけではないが、イモ自体に白砂糖を混入している
だけと思われるものが多く、甘いばかりのコロッケにうんざりしていた。
レンジでふかしたジャガイモ5個に、炒めたタマネギ、ひき肉、ニンジン。
味付けは塩、こしょう、ナツメグ、こくを出すためだけに砂糖ひとつまみ、
まとめたタネが少しパサついていたので牛乳少々を入れてまとめた。
ぎゅうぎゅうと丸めた実に質実剛健なコロッケ。
油が少なかったため揚げた姿は非常に不格好だが、美味い!
たこすけも半分だったが「めっちゃ!」(どこで憶えたんだ、そんな言葉)と
絶賛してくれ、親方も美味いと3個を完食。
私も久しぶりの甘くないコロッケで逆上気味に4個も食べてしまった。
このすばらしいカロリーが今年のプレゼントと言えるだろう。

↑ジャガイモ5個でコロッケ13個!

この日は半日保育所の一時預かりに行っていたせいか、たこすけは夜中まで
寝たり起きたりの抱っこ魔人だった。
それをなだめ、ようやく熟睡したたこすけのオムツを取り替えた深夜。
布団の中の親方に、「こんな捕らタヌだったんだよ」とプレゼントの件を
笑って話そうとしたが、返ってきたのは鼾だけだった。
たった今布団に入ったばかりだったのだが・・・

そういえば親方は『すぐに落ちる居眠り狂四郎』でもあったのだ。
ビバ、クリスマス・・・!!
そして来年も良い年になりますように。