来年のカレンダー

 毎年この時期に自宅用の来年のカレンダーを2種類ほど買い求めます。昨年もブログに書きましたが、今年もまた假屋崎省吾さんの花の作品のカレンダーと、落合惠美・里見姉妹のフラワーアレンジメントのカレンダー。
 この2種類を買うようになって何年になるのか忘れてしまいましたが、はじめのうちは一応いろんなカレンダーを見比べた末にこの2つに落ち着くという感じだったのですが、最近は他のはろくに見ずに買うようになりました。

 假屋崎さんのカレンダーの花は、フラワーアレンジメントなどという言葉では物足りない、豪華でインパクトがあり独創性に溢れたパワフルな作品です。素晴らしいなと思う一方で、これでもかというくらいふんだんに花を使っているので、花材の値段だけでも相当な額なんだろうな、と気になってしまいます ^^;)

 一方の落合姉妹の方は、豪華さは無くてシンプルですが、穏やかな雰囲気が感じられホッと落ち着きます。逆に言うと、假屋崎さんのように際立つ個性があって主張の強い作品ではないので、書店などのカレンダー売り場では、他のカレンダーの中に埋没して目立たないような気がします。それでも終売にならずに、こうして毎年販売されるということは、私のような固定ファンが一定数いるのかもしれません。

 それから、カレンダー売り場で、夥しい数のカレンダーがありながら、和暦の元号が書かれたものがひとつも無いのは、来年春に代替わりがあり、どのような元号になるのかが公表されていないからなのですが、こういうのも珍しいというか、不思議な光景です。