日本の弓術の危機?

弓を得意とした騎馬民族に左前は好まれました
左前は弓を射るときに
懐が邪魔にならず機能的だからだそうです



そこでハタと疑問がわきました
着物の打合せが右前になった時に
日本の弓術を使う方は困らなかったのだろうかと、、、?
 
そこで門外漢ながら調べてみると
一つの解決策が見つかりました(^^)
それが「肌脱ぎ」です

肌脱ぎは擬似左前?

弓道には「射礼」があり
射礼には「肌脱ぎ」と言う作法があるそうです
 
弓道は着物を着て行うのが正式ですが
右前の着物は弓術とは相性が悪い
そこで的を外してはならない大切な儀式の場合には
左肩を脱いで右衽だけを残し
擬似的な左前を構築した訳ですね(^^)



「肌脱ぎ」と言うと野蛮な印象がありましたが
神前で行われる「作法」の場合もあるのですね
(もちろん特別な場合に限られます)



射礼
http://www.ogasawara-ryu.gr.jp/lessons/hosha/momote/momote.html
小笠原流馬術礼法
http://www.ogasawara-ryu.gr.jp/
 
星神社・お弓祭り 高知県北川村 (H19.1.8)
http://maturi.lolipop.jp/maturi/2007/maturi67.html
高知の祭り
http://maturi.lolipop.jp/