※この記事は12月7日に書いています。
今回は、首都圏公立高校限定で、躍進率2.50以上を記録した学校のそれぞれの躍進年と期間を並べてみます。
躍進率 | 校名 | 学区合同 | 学校群 | グループ合同 | 小学区単独 | 全都学区 |
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1950→1969 | 1970→1984 | 1985→1996 | 1997→2005 | 2006→ | ||
2.88 | 西 | 1950→1957 | ||||
2.60 | 立川 | 1950→1957 | ||||
2.54 | 新宿 | 1950→1957 | ||||
3.20 | 上野 | 1952→1957 | ||||
2.80 | 九段 | 1665→ | →1971 | |||
2.60 | 横浜翠嵐 | 1968→ | →1974 | |||
3.29 | 青山 | 1970→1976 | ||||
4.00 | 富士 | 1970→1977 | ||||
2.50 | 都立国立 | 1976→1983 | ||||
2.52 | 千葉 | 1980→ | →1986 | |||
2.70 | 土浦第一 | 1986→1991 | ||||
2.60 | 東葛飾 | 1988→1990 | ||||
3.08 | 日比谷 | 2006→2010 | ||||
2.88 | 浦和 | 2006→2013 |
公立高校の躍進校は私立高校ほど多くありません。基本的には自助努力ではなく、官製躍進になるので、どうしても時期に偏りがあります。
まず、新制高校移行時に学区合同選抜制度で、西、立川、新宿、上野が躍進しました。九段が学校群への移行時期に日比谷と11群を組んだことで躍進し、横浜翠嵐は学校群への移行時期に都内への越境入学者が減ったことにより、神奈川県で躍進しました。
学校群時代になり、有力校と学校群を組んだ、富士と青山が大躍進をします。この二校の躍進率は今でも首都圏公立高校で1位と2位の記録保持校です。そして、多摩地区の人口増とともに、都立国立も学区群で大躍進をします。千葉高校は千葉県の総合選抜廃止により実績が回復します。
グループ合同選抜制度で都内私立が大躍進をして、相対的に都内のアクセスが便利でなく、私立の影響を受けづらい常磐線の公立高校、土浦第一と東葛飾が躍進します。公立高校絶望の時代である小学区単独選抜時代では、当然のことならが、公立の躍進高校はありません。
そして、全都学区時代になり、当時に埼玉県も学区を廃止したことから、それぞれの学区のトップ校である日比谷高校と浦和高校が復活躍進を始めます。