覚え書：「みんなの広場　自民党よ　どこへ行く」、『毎日新聞』2014年02月04日（火）付。

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みんなの広場
自民党よ　どこへ行く
無職　76（茨城県ひたちなか市）

　支持者として最近の自民党の向く方向に不安を感じている。政高党低が強く議員の顔が見えない。以前はもっと党に幅と深さがあり、意見が激しく争われ、それを取り仕切る大物が存在してバランスが取られていたように思う。
　最近は首相の顔ばかりで党の意見が正しく反映されていない。特定秘密保護法しかり、原発問題、近隣諸国とりわけ中韓との外交と歴史認識、最近では憲法解釈変更での「集団的自衛権の行使容認」など安倍晋三首相の個人的意見や有識者会議偏重で党内は無論
国会内審議も不十分でただ最後は数で押し切る首相の姿勢に不安だ。
　本来、特定秘密保護法も集団的自衛権問題も選挙で問われなければならない問題のはず。このままでは首相の手は非核三原則まで伸びるのではないか。そうなれば日米関係にもきしみをもたらすのではないかと不安である。
　　　　−−「みんなの広場　自民党よ　どこへ行く」、『毎日新聞』2014年02月04日（火）付。

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