生活
- 作者: 福満しげゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: コミック
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なかなか手が出なかったけど、結局最後がどうなったか気になるので読んだ。
改めて読んでみるといろいろと痛々しい。北野武監督の暴力映画に似た感触が
あってごく身近にありそうな暴力って怖いよな。金槌で殴られるとか刃物で
刺されるとか、実際にやられたことはないけど(刺されそうになったことはある)
痛さが想像しやすいので恐ろしい。それに対抗しようとして慣れない暴力で反撃を
試みたら体はうまく動かないわ足絡んでこけそうになるわなーみたいな格闘場面も
精神的にも肉体的にも痛々しくてリアルだ。通して読むと人物は皆が皆、
行き当たりばったりに行動してるんだけど意外にお話はちゃんと伏線張って
あったんだなーと感心した。特にオジさんを襲った犯人の正体が強烈に怖い。
前半何気ないコマにさり気なく登場していたのもゾッとする。最終的にオジさんが
リベンジマッチを果たしたのがやけに痛快だった。あと作者の作風の変わり目に
描かれたので前半と後半のページ構成がかなり違うのが興味深い。
後になるほどコマが大きくなっていくなあ。福満しげゆきは妻との私生活漫画も
面白いけどこういうストーリー漫画は今後も続けて描いてもらいたい。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2008/05/14
- メディア: DVD
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連中が何人も出てきて行動起こしちゃうと福満しげゆきの「生活」みたいな話に
なっちゃうんかね。タクシードライバーも精神的にも肉体的にもやたらと
痛々しい内容だったなあ。まったく社会に適合出来ない辛さや女性に対する鬱屈、
中二病的な行動がびっしり詰まっていてたまらん。今見ても古びてないだろうし
むしろ新しいと思うんじゃないかな。
- 作者: 野村宗弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: コミック
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怖いと思っていて過去に一度、工場で働いてから一層怖くなってたまに悪夢を
見たりする。ローラーに挟まれて片腕失くした人いたからなあ。そういうのも
あって免許持ってるけど車の運転もしない。
とろける鉄工所面白いそうなので読みたいなとは思うんだけど、作業中に怪我する
ようなエピソードがけっこうあるらしいので怖くて読めないんだな。
- 作者: 福満しげゆき
- 出版社/メーカー: 青林工藝舎
- 発売日: 2008/01/15
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