宇宙戦争再鑑賞。

宇宙戦争 [DVD]

H・G・ウェルズが1898年に発表した小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化。世界各地で異常気象が発生するなか、港湾労働者のレイが住むアメリカ東部の街でも奇怪な雲が立ちこめ、稲光が落ちると、地底から巨大ロボットのような物体が現れる。異星人の襲来だと知ったレイは、別れた妻から預かったふたりの子どもを守りながら、必死に逃走。しかし、異星人のパワーは予想以上で、街はどんどん破壊されていく…。

トライポッドが地中から姿を現すまでもっとタメがあったような印象が残ってたけど
早いうちに出てきていたな。再見してもSF映画としてはピンとこないがパニック映画と
して非常に面白い作品だと思った。2回目の鑑賞なのでトライポッドやそれに付随して
起こる怪現象より、今回は噛み合わない人間ドラマの方に恐怖を感じる。
父親なのに大人らしさがなく落ち着きのないトム・クルーズ、まったく会話にならない
息子、ティム・ロビンスの異常性など心理的に不安にかられる。ダコタ・ファニングの
絶叫も嫌だねー。再見だから叫ぶタイミングわかってるのでインパクトは減ったものの
初見の時はけっこうピリピリした。1953年のジョージ・パル版はかなり昔に一度見た
きりなので今の目でどう見えるか気になる。

宇宙戦争 (1953) スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]