「ハヅキさんのこと」川上弘美。

ハヅキさんのこと

ハヅキさんのこと

エンタメ系ばかり読んでると、こういう短編集は新鮮だ。
ああ、このかんじわかるな〜と思う事が気持ちよい。

書店のレヴュー

短編というにも短い作品を掌編と称すのだそうで、そんな掌編がたくさん詰まった一冊。あとがきによると「エッセイの体裁をとった小説」で、おそらく虚実混ざり合っているのでしょう。登場人物が作者と同年齢あたりが多く、落ち着いた雰囲気の恋やその他いろいろな話が集められていて、気持ちをぴたっとハマるように共感できる瞬間が心地良かった。◆「グッピー」デートにかかるお金がいつも自分持ちなことを、ふと疑問に感じていた絵美。私は貢いでいるのではないだろうか?それで思い切って別れる事にした……嫌な感じがして、決心して、泣いて、吹っ切って、の流れが自然で一々うなずける。“泣ける小説の主人公が皆幸せそうに見える”全くその通り。07/02/23★★★

昨日と今日、二号の学年末テスト。
私はいつも彼より先に寝てしまうので、彼が勉学に励んでるのかどうか確かな事はわからないわけだが、さすがに試験前ぐらいは遅くまで勉強してたんだろう、と思い、ゆっくり寝かしたろと気を使って、今朝は心持ち遅めに起こしにいったのだった。
そうしたら、ハタっと起き上がるなり一声「もうダメだ〜オワタ」。
早朝3時に起きて勉強するつもりだったみたい。ハハハ。
絶望に打ちひしがれて、登校していった彼であった。
まあ、そんなのは所詮悪あがきよ。一夜漬けならぬ一朝漬けしたところで、大差ないって。
……
明日はスキーだよ〜ん。多分今シーズン最後。天気が心配。
来年は二号受験だし、無理だろうな、やっぱり。