- メダカやカダヤシに似ている
- オスは生後3週間くらいから、尻ビレがゴノポジウムと呼ばれる突起状の生殖器官に変化する
- メスは生後3週間くらいから、尻ビレに近い下腹部が透明になりお腹の中が見える(色は、黒かったり、黄色かったりとメスによる)
- オスもメスも背ビレや青ビレの色や形が様々で、特にオスのバリエーションは多種多様
- 卵胎生(卵を体内で育成させて仔魚を産む繁殖形態)
- 一回の交配で、概ね2回から3回、3週間から4週間間隔で産仔する
- 繁殖力が強く、一回の産仔で2-120匹程度の仔魚を産む
- 生息する水温は15度から35度程度といわれている
- 淡水から汽水(海水の混じった水)域にかけて分布する
原産地は南米北部の小アンチル諸島。
19世紀半ばにヨーロッパに紹介されてからは、観賞用に飼育されていたものが逃げ出したり、蚊を駆除させるために放流されたりしたため、今では中南米や東南アジアなど熱帯・亜熱帯圏の各地で野生化している。
日本でも同様のことが起こっており、温泉地や沖縄などで野生化したグッピーを見ることができる。
今はPoecilia reticulataで統一されているが、見解の違いからかLebistes poeciloides、Girerdinus reticulatus、Lebistes leticulatusと3種類つけられていたこともある。
今のグッピーという名は、発見者の一人であるイギリスのレクメア・グッピーの名前に由来しています。