「つくもがみ貸します」畠中恵。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
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和気藹々なしゃばけとは雰囲気がちょっと違ってよそよそしい。というのは、出雲屋の付喪神たちは、好奇心が旺盛で噂話は好きだけれど基本人間たちとは話さないし、関わり合わないスタンスだから。姉弟とは微妙な距離感がある。しかも姉弟同士もなぜかぎくしゃく。その距離感を利用してのストーリーは恋愛話。
ラストは最初から予想できるものなんだけど、そこまでの道程が大変じれったくまどろっこしい。でもじれったいのが恋愛話だから、これくらい回りくどいほうが楽しいんだね、きっと。
付喪神も個性派ぞろいで面白いし、これはシリーズ化しないのかしらん?しゃばけは、金持ちの若だんな、佐助仁吉の能力はスーパーで、全体的にセレブな感じ。それに比べてこちらは経営逼迫、特殊能力なしで断然庶民派。対照的で面白いよ。
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久々にアニメネタ。
1月開始のアニメで見るつもりなのは、屍姫 玄、VIPER'S CREED、鉄腕バーディー DECODE:02、、、ぐらいでしょうか。あ、アキカン!もだった。ヘタリアが中止になったのは残念。
ああ、でも少ないな〜時間に余裕ができるわ。
最近見終わったのは、、、
「ウルトラヴァイオレット:コード044」…最後までドヨドヨと暗いまま終わってしまい、単調で退屈でした。
「屍姫 赫」…ほんと、継続は力なり、でありまして、半ばぐらいからだんだんよくなってきた。思うに赫は長〜いプロローグだったような?当然「玄」も見る!