福寿草群生地を取材

 私の住む信州松本市、その北部四賀地区に自生する福寿草。自然の高い土手に自生したかたちで50万株の花が見られるところとして人気。東日本最大の自生地ともいわれ、観光の名所にもなっている。私も毎年取材、花を見た後、近くの温泉に入ってくる楽しみもある。


 この福寿草の群生地、春先まだ残雪がある時、雪の中から顔をのぞかせる姿は、待ちわびた春が来るうれしさとあいまって感動的で、写真家にも人気がある。

 もっとも群生、いっぱい咲いているのだが、その姿があまりに小さいので、まわりの情景と合わせ写真にするのはななかか難しい。この福寿草、春を告げる黄金の花、その名の通りおめでたい花だが、全草、毒の花であることも知らなければならない。