夏のおわり

 夏のおわりは、秋のはじまりである。「秋来ぬと 目にはさやかに みえねども 風の音には おどろかれぬる」という古今和歌集の有名な歌があるが、昨日、今日の当地の空気感や雲の様子はまさにそんな感じではあった。

 歴史的な猛暑続きのこの夏(いやいやまだ続いている!)だったが、やはり秋は来るらしい。そして毎年、日記やメルマガの中でも書いているとおり、しばらく夏の空気と秋の空気のせめぎあいが続く。この猛暑が延長されるとならば、夏の空気の勢力が長く続くことになるのだが、実際はどうなるか。しかし多少の程度の差あれ、やがて秋の空気に収斂されて行く。写真は、松本市島内、長野県松本合同庁舎構内で、8月27日撮影。

8月も下旬、空気にも秋の気配が。松本県合同庁舎で見た雲。

今日は、実にくっきりいい雲が出ていた。

構内にある二本の柱のモニュメント(空気抜き煙突?)