『バレット』『オブリビオン』


どうも、ようやく京都にも雨が降りました。(6月15日)

折り畳み傘って安い奴は知らない間に折れてますよね。
今日出先で雨降ってたので「へへへ・・・わしには折り畳み傘があるんじゃあ」って開いたらボッキボキに折れてました。


なんだかんだで家に着く頃には無事な骨が二本しか残ってませんでした。


・・・・・・・・・。


さて感想を書いていきたいと思います。
ちなみにどちらもシネマサンシャイン大和郡山で観ました。

『バレット』



(写真が合成丸出しとか言わないっ!)



本当は『オブリビオン』を先に観ようと思ってたのですが、いつものギリギリになるまで用意をしないという小5並の自己管理能力で遅刻してしまい、
ちょっと後に始まったこの『バレット』を先に観ました。


計らずも初日の初回を観たわけですが、最前列に作業服を着た良い感じのおっさん二人がいててなんか良かったですね。(声を上げる場所も良かった)


さて感想ですが、率直に言うとなんかクールに作ろうとしてる所が若干鼻についたけど、面白かったからよし!という感じ。


まず鼻についた所を書きますね。

・よくわからない回想シーンみたいなのが映る。(後で何のシーンかはわかるが最初に持ってきた意味はよくわからない)
・警察のフリをする意味がわからない。(普通の映画だと怖えぇってなるかも知れないけど、押し入ってすぐ発砲するんだったら意味ないじゃん!)
・相棒の韓国人が過去に何かあったような雰囲気を出してる。(そして携帯で電話して検索してもらってドヤ顔って割とアナログじゃないか?)
・キーパーソンっぽかった売春婦は特に意味が無い。(本筋に関係無さそうに見えて実はタトゥーがーー??的なことも無く本当に関係無い)


あの、こういうのが凄く重要な映画ってあると思うんですよ。フラグだったりブラフだったりして観客を惑わせるみたいなね。
でもね、お忘れかもしれませんけど、これは完全なスタローン映画なんですよ!!
最初は「おっ?今回はスタローン、シリアスな映画に挑戦か?ジャッキーでいう『新宿インシデント』みたいな感じか!?」なんて思ってたのに、
とんでもない!!ただのスタローン映画ですよ!!


スタローン映画と言えば「力技、熱気、雑な感じ」の三拍子ですがこの変な要素が入ったせいで最後の「雑な感じ」が薄まってるんですよ!!
一切「雑な感じ」がないのなら良いんですが、最後になるにつれてちゃんと「雑な感じ」になっていくんですよ!
じゃあ今回の「雑な感じ」の所、書いていきますね。


・人の話を聞かない上にすぐキレる。(困った大人)
・自分んちを爆破。(突然取り出す起爆装置)
・林檎がどうのこうの言う。(理屈はもちろん通ってない)
・主人公ジミー・ボノボにとっての銃弾=強めのゲンコツなのでキレたらとりあえず発砲。(仲間にはゲンコツ)
・最後の仕事とか言ってるけどその気は微塵にも感じさせない。(観てる方も最初からわかってるけど)
・とりあえず爆破。(火事で上から降りれなくて死ぬとかいう発想は無い)
・手斧(ファイアーアックス)で戦っちゃう。(無駄に振りまわす)


あの、スタローンが出る映画をわざわざ映画館まで観に行ってる人はこういうのを観たくて行ってるんですよ。(断言)
スタローンが出てる映画には真面目なスタローン映画か、悪いスタローン映画かしかないんですから。ええ。

小手先のチマチマした頭脳戦が観たかったらそれ以外の映画観に行くわ!ってことなんですよ。
結果的に最高に面白かったんで良かったですけどね。(なんじゃそりゃ)


これ観た後に『アウトロー』観ても「全然アウトローちゃうやんけ!!」って思うくらいアウトローって感じでしたね。
おしっこ行ってる間に前半に出てくる相棒死んじゃう間抜けさとかも最高ですよ。


最後にまだ観てない人の為に「今回は、こんなスタローンが観れるヨ!」っていう2大シーンをお教えしときますね。


・行動を共にする刑事にいらないことをされてカンカンに怒るスタローン
いやーもう最高ですよ。このシーン観れただけでも満足です。
なぜなら敵に向かって「お前は間違いを犯したそれは〜〜〜だ!」とか言ってカッコつけて殺そうとしたら「あれっ?あれっ!?もー!!なんでやねん!(怒)」
って失敗した上に怒りを関係の無い敵にぶつける所は「スタローン萌え」としか言いようがないですね。(ニッコリ)
その後のいらないことをしたボケナスへの鉄拳制裁もご注目ください!!


・仮面舞踏会で十字軍みたいなマスクを付けたスタローン
まさかスタローンが十字軍になる姿を見れる日が来るとは思いませんでしたよ。
なんか最初見た時はウォーズマンみたいな感じかと思いましたが多分十字軍のマスクだと思います。
相棒もなんか付けてた気がしますが全然覚えてない位のインパクトでした。


僕がなぜこんなネタバレのようなことを書くかと言うと、こんな文字では魅力は伝わらないからですよ!!
更に言うと「シリアスだぜーダークな世界観のアクションだぜー」みたいな売り方とはかけ離れた映画ですからね!誤解は解かないといけない!!
だってこの映画を構成する物って筋肉・アクション・おっぱい・爆破・手斧ですからね。



・・・「女の子と一緒に観るから、適度に笑える『俺はまだ本気出してないだけ』を観る」だって?
あなたは本当にその映画を観たいのか!!いいや本当に観たいはずが無い!あんなモジャモジャで気持ち悪い笑みを浮かべる堤真一のどこが良い!
自分の心に素直に従って『バレット』を観るべきだ!!


(※今回はいつもにも増して「!」が多かったことを深くお詫びします)


〜補足〜
・躊躇無く人を撃つ映画って減ってるけど、今回くらい躊躇しない映画も珍しい!
・相棒の韓国人の刑事って『ワイルドスピード』の人?
ウォルター・ヒル監督は本当に凄いんだからもっとシンプルにすべき!
・相棒への腹パンは今思い出しても面白い
銃って洗濯ネットに入れて海に捨てるだけでいいの?
・次回作あるならもっとやんなきゃだめだよ!相棒間違って撃っちゃうけど気にしないくらいの勢いで頼むよ!

『オブリビオン』


IMAXで観ました。



(トムの日本での露出=戸田奈津子の露出)


今回はトムの映画なのに感想は短いと思います。

感想ですが、『オブリビオン』超期待してたんですが・・・・僕は微妙でした。

いや凄い良い話だし、感動的なんですけど、「俺の観たいトムじゃない」という感じでしたね。(勝手)

特に前半の1時間くらいは状況説明だったりして、アクションバチバチの映画かと思ってテンション上げるために買ったビールが入眠剤になっちゃって少し寝ちゃってました。

後半の『トータル・リコール』的な「生き残ってた人々(ワイルド)」も、もっと活躍して欲しかったですね。
メッセージ性といいますか、前半の静かで冗長なシーンは長かったのに後半のワイルドな人々のシーンは短くしてストーリーを優先してたので、
始まった!と思ったら終わったという感じですね。

話としては凄く良く出来た話だと思うし、トムが二人観れた(しかも戦ってた)のは良かったのだけれど、
「ふーーーー・・・ん」みたいな感じであまり引っかからなかったです。


もしかしたら画面の綺麗さとか洗練されたデザインの美しさにあまり興味が無いからかもしれませんが、
銃とかも「なんか仮面ライダーの武器みたい」とか思っちゃう始末で、あまり合わなかったんだと思います。


「あなたの心には、なにが残りましたか?」みたいなラストも感動的なんだけど・・・。


これだったらあまりの意訳に憤慨したトムがなっちと死闘を繰り広げる映画の方が観たい!それめっちゃ観たい!
ステマとかコマンドサンボを使うトムに対してフォースを自在に操るなっち!!トムの運命やいかに!(知らん)



(※今回はいつもにも増して内容が薄かったことをここにお詫びします)


〜補足〜
・記憶消されてんだからトムに責任は無い!悪いのはジュリアン・ムーアみたいな司令塔のやつ!
・『トロン:レガシー』観てないけど、この調子じゃきっと合わないな・・・
・でも突貫するよりさ、複製されたトムが集まって戦う方がきっと強いんだよ・・・
・だってトム1に対して一般人20人の力があるんだからトムが結集したら、あんなシューティングゲームの的みたいな変なブラックピラミッドなんか一瞬で粉砕ですよ!
ウェブカムみたいな殺戮兵器を狙う時のトムはカッコ良かった(初めての褒めポイント)



わがままは言わないからトムにはもっと慌てたり走ったりして欲しい・・・
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