The workers are goin’ home

SEのブログです

2社目の転職エージェントに行って面談。あなたに今紹介できる仕事はない、とショッキングなことを言われる。
SEやらPMやらいろいろなことやってきたけど、ちょっとニッチなところに偏っていたからなぁ。世の中厳しい。泣きそうになる。
ショックを受けたまま、新宿へ。バーゲン。伊勢丹で異様にテンションがあがり、またいろいろ買い物してしまう。自棄っぱちオプティミスト
慌てて副都心線に乗って、C.C.レモンホールへ。ビタミンガード飲みながら行く。

キリンジ KIRINJI TOUR 2010/11@渋谷C.C.Lemonホール


今年発のライブ。
キリンジは、ツアー初日の横浜以来。
横浜の時より、明らかにバンドのアンサンブルのレベルは向上していたし、兄貴の声が出ていた(こんなに歌上手かったっけ、というくらい)。
ああなんていい演奏なんだろう、素晴らしいメロディーだろう。メロウすぎるハーモニーだろう。もう最高すぎる、と思っているうちに、就職のめども立たないくせに、5775円払ってこの場にいる、なんの才能もなく展望もない自分のことをいろいろ考え、どうにもならなくなり、「ブルーバード」のあたりではとにかくなんだかもう涙が溢れてしまって困ってしまった。
アンコールの「Drifter」で、また泣く。歌詞が、あらためてしっかり聴いてみると、いろいろ重なるところもあり、また泣かせる。
なんとダブルアンコールもあって、「エイリアンズ」が聴けた。2000年に発表されたときは、衝撃を受けたよなぁ。歴史的名曲です。泣きじゃくる。
ラストのラストは、「悪玉」。個人的にはそれほどでもないんだけど、キリンジのおふたりはこの曲、好きなんだねぇ。
約2時間40分。
キリンジというユニットは、音楽的にはもうこれ以上ない、最高のレベルまで達していると思う。これからどうなっていくんだろう。もうやることやりきってるよなぁ。
でも頼むから、解散とかしないでね。
写真は涙で滲んだホール。終演後。
いつになったら渋谷公会堂に戻るんだろう。