上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

感情は思考を左右する

ある出来事があってつい感情的になったとき、時間を置いて感情が収まるのを待ってから考えてみると、割とたいしたことがないのだ、ということに気づくことがあります。感情ってスパイラルみたいに相乗的に増えていくものなんでしょうかね。落ち込むと切らない限りどんどん落ち込んでいく。ムカつくと相手の嫌なところばっかり見えてきて考えれば考えるほどどんどんムカついてくる。そこで一回冷静になれるかが重要なんでしょうけど。

横断歩道の例

感情もある程度はコントロールできるのではないかと思います。たとえば横断歩道が目の前で赤になったとする。そんな時「あー、ついてないなー」と思うか「あームカつく!」と思うか「まぁ次の信号を待てばよいかー」と思うかで変わってきますね。3番目の人が多分一番平和です。ある程度意識的に普段からそうすることによって、感情というものも変わってくるのではないでしょうかね。ちなみに僕は、横断歩道の時には3番目のように考えるようにしています。特に急いでいる場合でなければ横断歩道を待つことも別に厭わない。むしろそういうことでいちいち気にしているほうが疲れるのではないかと昔思ったのです。

どうでもいいこと

ただ、そればっかりが全て良いかというとそうではない。負けたときに別にいいかー、とか思ってるのではあまり良くありません。全てに対してニヒリスティックになっていてはいけないのだとは思います。競争心とか闘争心とかがないということになりますね。まぁ人それぞれ個人差はあると思いますが、全てに対して妥協的になるのではなく、もちろんしっかり締めなければならないところはしっかりと締めなければならないと思うのですね。

そして、横断歩道の例で言いたかったのは、どうでもいいことをどうでもいいと割り切れることが重要だと思うのです。そういう意識の持ち方。寛容、というか。譲れないところは譲れない、で構わないので。というかむしろそっちのほうがいい。ただ、どうでもいいこととどうでもよくないこと、その辺の線引きは割と難しいかと思います。もしかしたらないのかも。その線引きをうまくやりつつ、感情をコントロールしていきたいものです。

おまけ

最近良い方向に感情が動かされることが以前に比べて増えた気がする。本を読んで心を動かされたり、とか、季節の変化に敏感になったり、とかいったこと。さすがに映画の予告編見だだけで胸が熱くなったときには驚いたけど(笑)。まぁいい傾向ですね。

まぁ

今日は色々コントロールに苦労し、家に帰ってこの時間になってやっと落ち着いて考えられるようになったわけなんですが(笑)。想定外のことが起こったもので…。いわゆる「イライラが募る」という状況に陥ったのです。イライラスパイラル(笑)。自分がある程度自信を持って、確信をもちつつあったものが否定されたとき、揺らいでいるようじゃまだまだですね。自分では確信を持っていたつもりでも、確信が持てていないということなんだろう。柔らかいものを、時間をかけて固めていきたいと思います。