uporeke's diary

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小説絶ち

「何歳ですか?」と聞かれて恥ずかしがる人の気がしれなかった。年齢なんていくつだって構わなくて、単に話のとっかかりに過ぎないんだからとっとと言えばいいのに、と不遜なことを考えていた。30も半ばを迎えようとする今なら分かる。20なら20歳なりの、30なら30歳のなりの技術知識を身につけていなければならない、その域に己は達していないという負い目のようなものがあるから素直に年齢を言うことができない人もいるのだと。

33歳にしてようやく人生でまともに勉強を始めようとしている。大学受験は部活を10月までやって滑り止めにかろうじて留まった。それ以来勉強らしい勉強をしたことがない。大学でも授業に出たのは本当に最低限でよく卒業できたと思うし、当時の記憶はあまりにもつらく心に鍵をかけて封じ込めてある次第。そんなわたしが趣味の読書を絶って英語の勉強をしようと思ったのは7月。今の会社なら最低とは言わないまでもそれなりにやっていけるけれども、やはりわたしにはもうちょっとお金が必要で、それには資格なりをとってお給料が上がるような仕事をしなければならないとようやっと気づいたのだった。遅いなあ。

しかし、単にだらだらと勉強すればいいってわけではない。幸いに英語を勉強するにあたって短時間で結果を出す方法を書いてくれている人がいたため、わたしもやってみたくなった、まねをしたくなったというのが正直なところだ。参考にしたのは、

中学生レベルの英語力の奴が4ヶ月でTOEIC「Bクラス」を出す方法
6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術
Web 2.0 時代の TOEIC 900点超え英語勉強法 9ヶ条

などなど。一昨年TOEICで600点を出した時は体系だった勉強方法を知らず、半年くらいなんとなく英文を読んでなんとなく受験してという感じだった。それで600点だったのだから、きちんと勉強の仕方を守って継続すればわたしにもできるんじゃないかと思った次第。世の中そんなにうまくいくわけないかもしれないけど、何事も信心が大切なのだ。

なぜか英語に合わせて朝走るようになったのだが、これはまた別の話。とりあえずの目標は1年でTOEIC860点。今は伊藤和夫先生の『ビジュアル英文解釈』と『DUO3.0』をやってます。単語の方は

  1. 電車で普通に読む
  2. 帰りに喫茶店で復習。分からなかった単語を愚直にノートに書き取り
  3. 1ページ書き終えたら手で隠してテスト

でいくつもり。喫茶店のコーヒー代がばかにならないが、自己投資と割り切って1カ月くらい続けてみます。