オタサブネタが好きすぎる

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050804/sambomaster

こういうプリミティブな感情とステレオタイプなイメージを明らかにしていくのは大事かもしれない。

同意。というわけであげてみる。
自分定義サブカル野郎詳細は、現代思想(フランス系)読んでるふり/映画は監督名で選ぶけど、絶対単館系(西欧東欧多し)/しかしなにかが一周回ってしまってピンク映画とかを高踏的に鑑賞したりする/音楽はジャズとかアンビエントとか(メロディーラインがないっぽいの)/でもなにかが一周回ってしまって高踏的にアイドルを鑑賞したりする(ハロプロ?)/漫画は大判(岡崎京子とか松本大洋とか)/雑誌はrelaxとかインテリアとかファニチャーがどーしたこーした/ファッションはなんかわかんないけどセレクトショップであってブランドじゃない/お笑いだとラーメンズ/アルコールはワインかベルギービールでつまみはチーズ/でもなにかが一周回ってしまって屋台の焼き鳥とかもある、というところでしょうか。
一応自認としては、サブカルとオタクのどちらでもないと思っているけど、心情的にはオタク寄り。というのはサブカル=かっこつけだと思っているから。high culture の対比としての subcultureをべたべたに愛するのがオタクで、かっこよく消費するのがサブカルだと思っているので、この辺は循環するなあ。でも若かりし頃、サブカルを気取ろうと思って小難しい本読んだり小難しい映画みたりしたけど、ぜんぜん面白いと思えなかったし苦痛だった。ただたんに見栄を張るためだけにアレを通読できる人がいるなら、尊敬してしまう。ほんとにみんなわかってんの?と思うことも多い。あ、形容詞に“こ”がつくのがサブカルかも。こむずかしい、こじゃれ、こいき。ちがうか。
それから、サブカルさんは“一周回った”り、“逆にあり”、だったりして、本来かっこよくないはずのものまでも、無理矢理かっこよく仕立てて消費するなーと思ってる。漫画とアニメはそれでえらい目にあってるんじゃないか。あとエロゲと。その手のサブカルさんとは、人が手をつけていないものを最初に「これかっこE!」と宣言するゲームだと思うのだけど、それって結局、略奪しながら放浪しているようなものなので、そりゃ定住者には嫌われるよと思う。あと、我先に宣言することを急ぐあまり、いやそれふつうにかっこよくないし!みたいなものまで、サブカルさん仕立てになってることもある。そういうの面白いよね。