uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

乗りっぱなし24時間・東日本縦断 その2

1344 仙台駅西口

基本現金は使わないと言っても、手持ちが1万円を切ってしまっている。これでは不測の事態に対応できない。手元不如意である。仙台には北海道銀行の支店があるのでタマを下ろしていくことにする。しかし支店と言っても、ATMがあったりするわけではなかった。行員に手数料無料で下ろせる提携銀行を聞いて無事に現金を入手。その後みやげを買うなどして過ごす。
仙台にはむかし1泊したことがある。当時の記憶はあまりないが、この駅前面を覆う大きな歩道橋だけはよく覚えている。あちこちで補修工事をしていたのは震災の爪あとだろうか。中心部でこの状況なら、通りかかったくらいでは見えない裏の部分は、まだまだ復興途上なのだろう。


1606 福島駅

584M 仙台発福島行 普通 1430仙台→福島1550
どんどん南下して福島へ。会津あたりで温泉1泊して金を落としていったほうがよかっただろうか。
福島餃子を食ってみたかったのだが、駅近くでよさげな店が見つからなかったので宇都宮餃子に流れたという計画時の事情もある。


1933 宇都宮駅

2148M 福島発黒磯行 普通 1628福島→黒磯1833
1576M 黒磯発宇都宮行 普通 1838黒磯→宇都宮1927
この日は寝てばかりいる。NNN24。寝ても寝ても眠い24時。はまなす区間を除いても、全行程の半分は寝ていたと思う。今回いちばんきついだろうと思っていた乗り換え1回を含む3時間、寝てたら一瞬で過ぎちゃった。それでも疲れがたまってきているのは否めないが。
あ、そうか。疲れてるから眠いのか。


1945 餃天堂

宇都宮なので問答無用で餃子です。宇都宮は餃子消費量日本一の座を陥落したらしいけどなw
もっともベタな「みんみん」の支店に行こうと思ったら、団体がいたのか何なのか、満席との表示。だがさすが餃子の街、ちょっと見渡しただけで餃子のネオンサインがあそこにもここにも…そのなかで、ちょっとだけ記憶に残っていてしかも近かったこの店に入ってみた。すいていたし。
メニューは水餃子と焼餃子の2種類で、1人前5個。両方揃ったセットメニューは、3個ずつと4個ずつのものがある。5個ずつじゃ多いし3個ずつじゃさびしいし、という理由で4・4セットを注文してみた。

食べ方はこれ、店のおすすめをそのままやってみたもの。焼餃子はマヨネーズと一味をつけて、水餃子は湯の中にしょうゆ・酢・ラー油を投入し味付けして食べるらしい。
まず焼餃子を食べてみる。おお、なるほど。皮がかなりもちもちしている。このもちっと感がこの店の特徴みたいだ。中身はジューシーで、皮を噛み切るとスープがじゅわっと飛び出してくる。うまい。そして一味マヨネーズが意外に合うなあ…これは普通の一般的な餃子でも同じだろうか?いちど試してみたい。
水餃子はちょっと微妙だったかな。餃子が浮いているのは出汁がでたスープじゃなくてお湯だからね。直に調味料を投入しても、ただの味付き湯にしかならない。これは普通に小皿にタレをつくってつけて食べた方がいいと思う。餃子自体の味は、焼きよりもちもち感は増すけど、あんのジューシーさは薄れるという痛し痒し。
総合的に言えば、十分満足できる食事だった。ただし自分の場合、飲むためのつまみとして食っている部分が大きいので、飲むんじゃなくて食いたいという場合の評価はわからない。メニューにライスあったっけな?つまみメニューがあったのは覚えてるけど。
(追記。あとで調べたら普通にライスあった。餃子と並んでメインメニューの一部としてあった。飲みモードの時、いかにライスに興味がないかの例)


2220 上野駅ゴール

3550M 宇都宮発上野行 通勤快速 2036宇都宮→上野2211
宇都宮といえばもう通勤圏内と言って過言ではない。いや過言か。新幹線通勤なら可能か。とにかくそのくらいの距離感だ。通勤快速に乗ってわずか1時間半。休憩したし飲んだ後だし寝てりゃすぐ着くだろ、と考えていたら大間違い。この区間がもっともつらかった…ここまでで寝すぎた。目がさえちゃってまったく眠れないというね。
駅と駅のあいだでも電波状態がいいのだけが救い。ネット閲覧で気を紛らわしつつ、やっとの思いで上野駅到着。着いたー疲れたーゴールしたー。24時間お疲れ様だ、自分。


2229 宿泊先

上野駅近くの宿をとっているので直行。少し裏に入った、飲食店などが散在するごみごみした一角。

宿泊部屋はこんな感じで、どこからどう見てもビジホ。しかもランクは高くない方の。けっこうな金額取られたんだけどな…割引を使って安く泊まってるけど、本来なら1万円近い金額。ないわー。立地、設備、老朽化具合とも金額に見合ってない。まあ寝るだけだしいいけどね。


つづく。