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「小次郎つばめ返し」

[感想]スタジオパークからこんにちは その1

なにしろ久し振りのトーク番組がNHKの生放送!!
放送前からの注目度は抜群で、以前からのファンには一抹の不安を抱かせながら、
新選組ファンからは隊士の中でも人気のある斎藤一を演じる「オダギリって誰や?」的な注目を集めて始まった午後1時過ぎ。
さまざまな思いが交差した緊張の生トーク番組でした。
正月明けの仕事場でお昼休みも終わったというのに頼み込んでファッションチェックだけさせて貰った覚えがあります。


オープニングとともにカメラが映し出したのは通路の手前から向こうまで連なるいく層もの人垣。
通路のみを残して両側に見える限りの人、人、人!です。
巨大パネルの前には本日の司会者、小田切(!)アナと上田アナがスタンバイしていました。
「今日お招きしたゲストはお子さんから若い女性・・・・・、いろんな層から指示をされている方です。」
「若い女性」のところで笑いながらギャラリーを見る失礼な小田切アナ。
「今度の日曜日の11日から始まります大河ドラマ新選組!』からこの方です。」
懐かしいオープニングをバックに巨大パネルには青空の画像と
第1話の「斎藤、聞いてんのか!」に対するニヤリな斎藤さん@オダギリ氏。(@の使い方はok?)
私にとっては初見の映像だったのですが、そのあまりに似合いすぎるキングオブポニーテールの侍姿に
シ・ビ・レ・マ・シ・タ!!!!!!←感電中
「今日のゲスト俳優のオダギリジョーさんです!どうぞっ!!」
カメラがクルリと回転すると通路の真ん中で腕組みをし、警戒警報を体中から発しつつ歩いてくるオダギリ氏。
ギャラリーから思わずウワッ、キャッと言う声があがり、大きな拍手で迎えられてますが、
頭をぺこりぺこり下げならがも瞳孔が開き気味で、少し怯えた様な表情に余裕は見られず、
まるで知らない場所へ連れて行かれたペットのワンちゃんのようです。


細い縦縞が入ったグレーのスーツのなかに黒いシャツと黒いネクタイ。
スーツの下はひょっとしてスカートなのか!?
その長めのスカートから覗くのは細いベルトがじゃらじゃら付いたグレーのアーミーチックなパンツ。
靴は金属のバックルがついた黒ですが左右違うものに見えます。
黒いハットから覗く無造作な金髪で目元を隠しているのは、多分わざとでしょう。
「ファッションがホントにオダギリさんの場合斬新で・・・」とコメントする小田切アナを
「オダギリさんって呼びにくいんじゃないですか?」早速話を変えて煙に巻こうとしてます。
「お正月はのんびりされました?」とまずは話のとっかかりを模索する上田アナ。
「まあ・・・のんびり・・・。今日6日でしたっけ?」今度はボケてるんじゃなく本気のようです。
「ゆっくりするときって何なさってるんですか?」
「ゆっくりしてます!」
んもーーーー、そりゃそうですよ!そうなんですが、何をして過ごしているのか具体的に知りたいんですよ。
「ホント部屋で、こう・・・・・・・腐ってます・・・。」
一番相応しい形容詞を真面目に探してのコメントなんですよ。
今日、この仕事がまさしく仕事始めだというオダギリ氏は寝起きにままでやってきたようなキョトンとした表情。
「スゴイですねえ、みなさん。」
ギャラリーの多さに圧倒されながらも他人事のようなオダギリ氏。
これだけの人が自分を見に来たとは思わんですか!
「今日、このあとここ(ギャラリートンネル)を歩いてスタジオへ向かって歩いていただきます。」
気のせいかなんとなく嬉しそうな上田アナは『オダギリ氏を楽しむ方法』を早くも察知したのか、
「イヤですねーー!」即座に答える情けない表情のオダギリ氏を見て満足そうです。


曲が大きくなり、いよいよスタジオいり。
「えっ!ぼく一人で歩くんですか?」と情けなく振り向くオダギリ氏に
「一緒に歩きますよ。大丈夫です。」
と保護者と化した両アナウンサー。
レッドカーぺットより緊張した面もちで
ギャラリーの声かけにえっ?いやいや、ゆっくり?といちいち答えながら歩くオダギリ氏。
両アナウンサーに誘導されつつ3人は収録スタジオへ入っていくのでした。
『ああ、どうかトークの内容も上手くオダギリ氏を誘導して下さい。』
と両アナウンサーに手を合わせる私でした。
さあこれからが本番です!
まったり〜〜〜しつつ、つづく!