動作が激遅だったVAIOが元に戻ったよ。原因は君じゃなくてWindows XPだったみたいだ。

 なんてわざとらしいタイトルなんだ。明らかに検索用だな。ま、以前の日記で「ありがとうソニータイマー」などと嫌味100%なコメントを残した俺ですが、わが愛しのVGN-TX72Bの動作は完全復活しました。

 というかそれも全くの偶然なのです。しばらくは動作激遅状態で我慢して使ってましたが、やっぱり我慢できず、ググりまくって調べてる内に偶然行き着いたページがこちら。もはや検索キーワードすら覚えてねェ。

PIOモードになるとどうなるか
→ディスクアクセス時CPUの使用率が100%になってとても重くなります。ディスクアクセス速度も非常に遅くなります。

 おんやあ〜〜〜〜〜〜〜???? なになにPIO?? 初耳。と思って、そこからリンクを辿り、Microsoftのサポートページへ。

原因
タイムアウトまたは巡回冗長検査 (CRC) エラーが合計 6 回発生すると、Windows IDE/ATAPI ポート ドライバ (Atapi.sys) は、通信速度 (転送モード) を、最速の DMA (Direct Memory Access) モードから段階的に低速の DMA モードに下げます。引き続きタイムアウトまたは CRC エラーが発生する場合、ドライバは最終的に転送モードを最も低速のモード (PIO モード) まで下げます。

 なんですとーーーーーー!? もしや原因はこれか!!? てか原因はてめぇかatapi.sysコノヤロ!! で、対策として書かれていたこと。

回避策
バイスの標準または高速の転送モードを有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. . [管理ツール] をダブルクリックし、[コンピュータの管理] をクリックします。
  2. . [システム ツール] をクリックし、[デバイス マネージャ] をクリックします。
  3. . [IDE ATA/ATAPI コントローラ] を展開します。
  4. . 標準 DMA 転送モードを復元するコントローラをダブルクリックします。
  5. . [ドライバ] タブをクリックします。
  6. . [削除] をクリックします。
  7. . 処理の完了後、コンピュータを再起動します。Windows の再起動時に、ハード ディスク コントローラが再列挙され、コントローラに接続されている各デバイスの転送モードが、デフォルト値に再設定されます。

 なんか不安な対策だな…………思いきり普通に再発しそうだ。 ちなみに、PIOモードとはナニかというと、こちら。

PIO 【プログラムI/O】
読み方 : ピーアイオー
フルスペル : Programmed I/O
 コンピュータ内部の各デバイスとメインメモリの間のデータ転送をCPUが管理する転送方式。ハードウェアの設計はDMAより単純になるが、CPUにかかる負荷は重くなる。ハードディスクとのデータ転送などでは、CPUを介さずにデータ転送を行なうDMA方式が主流となっており、PIO方式はDMAが正常に動作しない場合の緊急用として用いられている。

 らしいっす。はい。で、俺もMicrosoftのページの手順に従って、コントロールパネルから「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックし、「システム」から「ハードウェア」のタブを選択、「デバイスマネージャ」を開き、「IDE ATA/ATAPIコントローラ」を開きました。そこから「プライマリ IDE チャネル」の「プロパティ」を開き、「詳細設定」で見てみると、なるほど、PIOモードになっていました。そこで、回避策として示された手順どおりに、「ドライバ」タブから「削除」を選択、そして再起動。

 てんたんたんてんてーーん♪というXP起動の音。うおおっ 起動が早い!!!! 動作が以前の速度に戻ってる!!!!
てなわけでどうやら治ったみたいです。念のためもう一度「デバイスマネージャ」で確認してみると……

 治ってる。ってことで無事に元に戻ったのでした〜〜〜 ってこんな原因わかるか!!( ̄□ ̄;

 ちなみに専門学校のO先生(芸術系)にこの話をしたら、「私もそれなったことあるよ〜」と言ってました。原因がわかったんだあ、すげえ。