カヤックさんのFlashLite勉強会に行ってきました

FlashLite勉強会

花粉舞う3月26日、話題の面白法人カヤックさんがFlashLiteの勉強会をやるというので、恵比寿までお邪魔してきました。

勉強会の内容は

  1. FlashDeveloperによるソーシャルゲーム企画術
  2. FlashLite1.1 ActionScriptテクニック
  3. 書籍には掲載されないFlashアニメーションテクニック

※以上、案内メールより抜粋。

の3つと、その後の懇親会。懇親会はワイワイやりながらトーク、という事だったのですが、花粉症でヘロヘロだったので懇親会は参加できず。駅でうどんを食べて帰りました。うどんの話はさて置くとして、勉強会の内容をメモからまとめてみます。

1 FlashDeveloperによるソーシャルゲーム企画術

企画者の方の解説する、甲子園をテーマにしたゲーム「ぼくらの甲子園」の話。ユーザー同士が協力&競争できるようなシステムを使って、人気を集めた。高校野球という、多くの人に知られているテーマを選ぶのも重要。

テーマ選び、上司の説得、ユーザー対応という企画者ならではの苦悩がよくわかるお話でした。

2 FlashLite1.1 ActionScriptテクニック

プログラマーの方が解説する、「ボーリングパラダイス」で使ったテクニックの話。ゲームは「攻略性」と「操作」と「爽快感」が重要である。100kバイトしか使えないFlashLiteで、ボーリングのアニメパターンが多く、容量で困った。容量を減らすために変数にアニメパターンを圧縮する方法を使った。※音楽のMMLのような感じ。
FlashLiteのプログラムは柔軟な発想でパズルを解くように作る。

みなさん、同じような苦労をしてるんだなぁ、と関心しました。

3 書籍には掲載されないFlashアニメーションテクニック

アニメーションも容量と処理スピードの戦いになる。速度の計測にはDeviceCentralを使う。
アニメーション完成までの順序は
・演出の枠組みを作る。
・容量を調整しながらモックアップを作る。
・メインキャラを中心につくる。
・細かい部分を修正。
というような流れ。

Flashのアニメーション作成というより、アニメの動画マンの仕事を見ているような感じでした。

以上、勉強会はこんな感じ。

まとめ

企画、プログラム、アニメーションと3部門の勉強会だったので、ケータイ用のFlashに関する全体を知りたい人にすごく良かったのではないでしょうか。次回があれば、プログラムまわりをもっと深く聞きたいなぁと思いました。

また、アンケートに書いた質問も答えがメールで来たりして、親切だなぁ、と思いました。会社の雰囲気が楽しげなので、Flash関連で就職したい人にはいいんじゃないでしょうか?

カヤックの皆さん、ありがとうございました。

link:面白法人カヤック
http://www.kayac.com/