UTokyo bicycle racing team

鳥居、熱いブログをありがとう。

僕の意見を少し。
確かに鳥居の言うように練習量とともに質を手に入れてしまった強豪校に対し、今のままでは太刀打ちできない。そこでこちらも量を増やそうという話になる。これは当然の話。ただし僕らの置かれている状況で最大限に量を増やしても強豪校より増えることはありえない。(そもそも本当に勉強できないぐらい自転車に時間を使うのなら東大を選択すべきではない、というのが僕の考え。)これでは高校時代の積み上げがある選手たちには一生追いつかない。当然量を最大限に増やす努力はすべきだけど、結局のところ他校より質を上げないことには勝ち目はない。今回の惨敗を受けて僕が感じたのは、「過去に成功した人のやり方を盲目的に信じ、改善を怠っていたのではないか」ということ。無責任ながら具体的な改善策なんて思いつかない。ただ柿木さんからアドバイスをいただく中で、僕ら側が自分の感触なりを発信し議論することを十分に行っていなかったように思う。やはり西薗さんや安井はこの辺に妥協がなかったように見えた。後輩たちに伝えなければいけなかったのは、成功者のノウハウではなく、成功者の姿勢であった。偉大な先輩や同期がそばにいたにもかかわらず、その姿勢から学ばず後輩に伝えることができなかった。1,2年生には本当に申し訳ない。せめてもの償いとして、自分の後悔や失敗などを伝えていこうと思う。
結局長くなりました。あとで見返して恥ずかしくなりそうですが、勢いで投稿します。

青森インカレ
団抜き:スタート直後に左足のクリートが外れる。再出走とか、林の後ろに付いたほうがいいのかなとかいろいろ頭をよぎったが、3人とも上で待ってるように見えたので、下を通って先頭へ。一周したときのタイムロスが3〜4秒くらいだったので、記録更新も何とかなるかなとか甘いこと考えていた。2秒フラあたりのタイムが聞こえてきたが、練習のフラ2000のときよりも楽に感じたので、ワンピとTTメット分だと思った。しかし、結局崩壊してしまい終了。ペダルの強度最強にしとけばよかった。すみませんでした。
ロードレース:とりあえず集団前方を確保する。上りもインターバル練で出した以上負荷はかからないので、何とかなる。2周目で逃げができ、集団もまったりしたペースになったためにタイム差があっという間に開く。追走もかかるが、さすがにここで動くと先が長すぎて最後まで持たないだろうと考えたので、集団に潜伏。4周目の激坂後にペースが落ちまくり、さすがに遅すぎでかつ先頭とタイム差が開きすぎで、そろそろペースアップがあるのは明白だったので、山形さんと2人で軽く回して逃げる。坂までにタイム差をつけておき、集団のペースアップに付き合わない作戦。案の定、ペースが上がって縦に伸びた集団に激坂の途中で追いつかれたが、かなり足をためることができた。その後日大のペースアップなどもあったが、そんなに足が消耗している感覚はなかった。しかし、残り4周目の二段坂で足が痙攣してしまう。それでも何とか坂の上まで上がると集団のペースはかなり下がる。足の具合的に急激なペースの変化には耐えられそうもなかったので、一か八かで集団から抜け出す。京大と法政の選手と3人で回して先頭を追走したが、完全に足が終わって残り2周の坂でちぎれる。その後は200Wしか出せず、しまいには眩暈までしてきて、後続にずばずば抜かれてギリギリ完走。
補給は足りていたとおもう。立ちくらみが頻発していたので、体調が悪かったのかもしれない。
走り方の面としては、終盤まで集団に潜伏してその後に動くという方針に縛られていたのがよくなかった。まあ自分の経験と強さ的にはしょうがなかったと思いますが。もっと距離を乗る練習をしていれば足の調子をみて臨機応変に対応できたかもしれない。
サポートしてくださった、中村さん、福田、林、1年2人、応援に来てくださったOBの方々、福島から練習の面倒を見てくださった柿木さん、そして監督ありがとうございました。
北海道がんばります。

イムリーじゃなくてすいません
インカレ@青森
団抜き
悪夢かと思った。
ロード
5周DNF。アップダウン区間はきつくなく、坂はポジション落としまくりながら登る感じだった。3・4周目とかはほんとにペースゆるゆるだった。でも4周完了あたりで色んな選手が前にいっていたのでポジションを上げるもペースアップした5周目には二段坂で完全に切れ、逃げがだいぶ離れていたこともありすぐに赤旗
去年は完走へのビジョンが湧いたけど、今年は全然湧かない。学連全体がというよりはトップ層のレベルがどんどん上がってるのかな。
監督、サポートしてくれた皆ありがとうございました。わざわざお越しいただいたOBの方々ありがとうございました。同時に不甲斐ない結果で申し訳ありませんでした。
個人的な言い訳をするなら就活があったし、個人ロード以来腰が痛かった。あとは二年生の夏学期にもうちょい頑張れたかとも思う。二年の夏学期の後悔は荒牧さんも書いてたし、この時期はわりと鬼門なのかな。一年生は来年の夏学期が勝負かもしれない。昇格出来てなかったとしても。
****
『世の中には大した努力もせずに楽しさを感じられることがたくさんあるが、これだけの時間と努力、節制を積み上げた上で遂に獲得した快感はそれらを大きく上回るものだ。ある意味自転車競技者は高次元な領域で人生を大いに楽しんでいるのではないだろうか。』
これは有田さんが北海道後に書いていた日記の一部です。勝手に転載してごめんなさい。
でもこれは色々な人の練習日記の中で僕が一番印象に残っている言葉であり、3年半ほどの自転車競技生活を終えてみて同様に感じることです。
自転車競技をやるのとやらないのとでは、勿論やらない方が楽でしょう。サークルできゃいきゃいしたり旅行したりした方が楽しいはずです。
また自転車競技をやる中で大体の時間がキツいです。冷静に考えてローラー練で苦しんでる姿とか狂気を感じます。
でも達成感を得られるとき、例えば小さいものでは目標ワットでメニュー完遂できたとき、或いは大きなものでは試合で入賞できたとき、その快感はそれまでのキツさを相殺して余りあるほどのものでした。
一方で選手権完走できたりクラス2で満足に走れたりしたらどんな気持ちよさだったんだろう、って考えると努力が足りなかったのが悔やまれます。
今は達成感と後悔を同時に感じてます。もう練習しなくていいし不健康な食事・生活でもいいのかと思うと不思議な感じです。書き散らす感じになってしまいました。本当はもうちょい時間置いてから振り返ろうかと思ってたんですが。
****
ともあれ先輩・同期・後輩の皆さんありがとうございました。また監督は度々の遠征や学連の仕事など、様々な形で僕らに携わっていただき頭が上がりません。スポンサーの皆様やOBの諸先輩方には様々な形で助けていただき、感謝してもし尽くせません。本当にありがとうございました。
これからはOBとして後輩たちへの応援や支援をできればなと思います。まずはウェアや機材はタダで部へなり後輩個人へなりあげたいものです。
最後に後輩たちは色々な先輩の最後の試合後の練習日記を是非読んでみてください。学ぶことや感じることがあると思います。

インカレレポート
団体追い抜き、ポイントレース、ロードレースに出させてもらった。ちょっと長くなりそうですがご勘弁を。
トラック:佐藤・鳥居・浦・林で挑んだ団抜き。東大記録を狙ってのチャレンジだったが、機材トラブル、本番でもトラブル、俺の不調等々記録に挑戦する以前の問題だった。インカレ本番と言えど”練習の再現”でしかないと思う。本番の機材で、本番のペースで、本番の距離で、本番の時間帯に、本番の仕上がりで練習する機会を極力設けるべきだった。後輩のみんな覚えといて!それと最後に、本番足を引っ張ってしまったことを同期の佐藤に謝りたい。練習からリーダーシップを発揮してくれ、4年間なんだかんだ一緒にやってきた佐藤と記録を残したかった。。。ポイントレースに関しては、気負うこともなくリラックスして挑めた。日本の学生の中距離のレベルアップも相まってほんの2、3年前とは別次元の種目になっていると思うが、正直言ってロードレース他どの種目よりも一番楽しめる種目だと感じた。自分で言うのも難だが、向いていたかもしれない。DNFですが。
ロード:本番に関しては特にありません。トラックからの不調・疲れをこれでもかというくらい引きずった。労力を使ってくれたサポートの皆さんに謝りたい。
危機感を強く感じた。
インカレでベストパフォーマンスが出来ず悔しい、とは全く思わない。各々の練習量が…とか本番の立ち回りが…とか、細かいことは色々あるかもしれないが、総じて東大が弱かった、それだけのことだと思う。西薗さんがいた時代からレベルはとてつもなく上がっている。西薗さんが取り組んでいたトレーニングを高校生でさえやっている。今回のロードで国立が全く振るわなかったことは、もはやローラーではとてもじゃないが戦えるようにならないと証明しているんじゃないか、そう思えてくる。「推薦校は朝練を毎日してるから、その分パワーメーターを使って濃い練習を…」という魔法の言葉を信じていたら、今ではパワーメーターを使いながら朝練している大学との差は開くばかりだ。伸びしろがいくらでもあることに変わりは無いから、最低でも他大と同等の距離を乗る時間を作りさえすれば差は縮まると思う。無責任に聞こえたら申し訳ないが、「ローラーで勉学と両立するしかない」という思いが強いうちは何年やってもこの国立弱体化の流れは止まらないと思う。時代が時代だから。もうどうしても時間がなければ、トラックに絞るか辞めるかすればいいと思う。結果は一生出ないから。
と、インカレを終えて漠然と感じた。めちゃくちゃ無責任な発言ですいませんでした。説得力ないじゃんと感じる人はそれで構いません。「俺たちはダメだったけど、後輩には頑張って欲しい」と言うだけなのは余りにも無責任だと思います。今さらこの絶望的状況に気づいたことに、次世代の後輩がゼロからスタートしなければいけなくなってしまったことに、最高学年として強く責任を感じています。本当にごめんなさい。ただ、浦・林・和泉・中野・草部(もちろん福田と小林も!)にはものすごく期待してます。どんな道をこれから進んだとしても応援します。ロードが厳しいと感じたら思い切ってトラックに絞るのもいいんじゃない?ロードに絞ってもいいんじゃない?練習の一環として必要なことを毛嫌いするのは良くないけど、、、それぐらい二兎を追うことが難しくなってきていることだけはわかって下さい。覚悟して、あらゆることを犠牲にして初めて見えない壁が見えるようになってくると思います。他大の選手はそもそも自転車に懸けて自転車のためだけに大学に入ったのだから(大げさ?)、同じ土俵に立つことから始めよう。誰かが何かしらを成し遂げた暁には、叙々苑の焼肉で一緒に喜びを共有したいです。(圧倒的奢りで。)
三宅監督からは多くを学びました。スポーツとはどんなものか、自転車競技とはどんなものか、そもそもの常識、、、こっそりと第2の親父的存在でした。深謝しています。これからも接点を持っていたいと思います。
まるで人生を引退しそうな勢いですが、スケジュールが合えば六大戦や神宮は出たいです。もちろん結果にはこだわりますので、そのときは他大の4年生の皆さんも宜しくです。
p.s.深イイブログ選手権優勝は佐藤と荒牧さんに譲ります。
鳥居新悟

後期合宿

登りに痛め付けられた二週間だった。ずっとシッティングでの登りを敬遠してきたツケがまわってきたような。

普段ローラー練をする際、常にケイデンスは90固定にしていたが、登りを想定した、ケイデンス50〜70で膝の伸展筋が使われてることが意識されるような高負荷のインターバルを取り入れたら少しは効果あるかな、なんて考えたり。よくよく思えばローラー練で使ってるのはももの筋肉ばっかりだった。ハムストリングスを使う意識は前期合宿で指摘いただいてから忘れないようにできてはいるが(効率的に使えているかはとりあえず別として)、もっと色んな筋肉を引き出して行くことを意識していくべきかもしれない。まあうだうだ考えてるよりはとにかく負荷かけていった方が早いだろうけど。

監督、運転などありがとうございました。



自分の具体的な課題はこれぐらいにして、今回のインカレが区切りの方もいらっしゃるので。


先輩方、インカレお疲れ様でした。色々頼りないサポートですみません。来年は後輩にサポート指導して自分は出場していなければならないというのに。今回は自分のペースでずっといったところで完遂できんのこのコース?って感じでしたけど、もっと強くなります、もっと登れるようになります。

元々部活に入る気などさらさら無く、四年の先輩方が作る部の雰囲気に惹かれて入ったこの部であることに加え、昔からスポーツの勝敗に貪欲になれない性分で練習のモチベーションはと言えば段々伸びて行く数値と先輩方に認められたいという思い(とカロリー消費してたくさん食べたい思い)だったもので、先輩の引退に多少の不安はありますが、この自転車まみれの7、8月で自分の中で色々と変化もあったので大丈夫です。とりあえずもう自転車なしでは過ごせない身体にはなりました笑

これからもお世話になることと思いますがまずは一区切りなので、4ヶ月間ありがとうございました!まあとにかく頑張ります!



…で、今日はパワータップを導入して走ってみた。数値好きの自分としては面白いけど使い方よくわからない。そしてアダプタ逝っててPC接続やっぱりできない泣 心肺計も使ってみたいんだけどなー。