7か国外相広島平和慰霊碑献花

 4月10日、11日広島市内で外相会合に出席した7か国と欧州連合外相の面々が平和記念公園内の原爆慰霊碑に献花した写真が中国新聞朝刊の1面トップに掲載、予定外に原爆ドームまで足を延ばしたとか、国を挙げての大変なイベントだから警備体制も超大掛かり、今日は台風一過の様な落ち着いた市内に戻っています。広島宣言の文言にもどこかの大国の注文が付遠慮な文章、それでも日本にとってはとても意義深い会合だったのかと半分納得しています。70年経っても日本の敗戦国の立場は哀しい限りです。「核なき世界への機運」少し色あせてきた様なムードも感じられるとさめた私!「1945年8月6日は忘れることが出来ない記憶だが、過去にとらわれるのではなく、過去の教訓を如何に未来に生かすかが重要だ」アメリカ合衆国ケリー長官のお言葉だそうですが、何かとても意味深く感じられます。非人道的原爆投下をした当の国の言い訳めいたようにも受け取れます。しかしながら、このイベントはなぜ被爆70年経った今なのだろうか?